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増補新装版 ベトナムの世界史 中華世界から東南アジア世界へ Upコレクション

古田元夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130065344
ISBN 10 : 4130065343
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最新20年間の情勢を補い、新たな研究動向を加えた決定版。

目次 : 第1章 中華世界の南国/ 第2章 フランス植民地支配とナショナリズム/ 第3章 ベトナム史におけるインドシナ共産党/ 第4章 独立が現実となった時代と「地域国家」ベトナム/ 第5章 冷戦期の「普遍国家」ベトナム/ 第6章 「地域国家」への道/ 補論 一つの世界の中のベトナム―『ベトナムの世界史』刊行後二〇年

【著者紹介】
古田元夫 : 1949年東京に生まれる。1974年東京大学教養学部教養学科卒業。1976年東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻修士課程修了。1990年学術博士(東京大学)取得。東京大学教養学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授、同研究科長、東京大学副学長、同図書館長などを歴任。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • funuu

    1979年に新分類表でベトナム国民共同体を構成する民族は54とされ、この数字が現在も継承されている。フランス資本主義がベトナムに導入した資本主義的生産様式の作用によって、ベトナム経済は次第に、遅れた自給自足的農業経済から、資本主義的性格をもつ植民地経済へと変化していった。資本主義的な経営方式の採用によって、生産力の急速な発展がもたらされた。商品経済が形成されはじめ、いくつかの生産領域では発展した。

  • Marie

    改めてヴェトナムを学ぶC。年表をなぞっていたに近い知識に、どう読み解くか、という見方に導いてくれるような本だった。1995年に刊行された初版に、増補としてその後の20年についても追加されており、現代の状況に繋がった気がする。以前読んだ『新しい世界の資源地図』や、『そのとき、日本は何人養える?』などを読み返すと、また新鮮な発見が生まれそう。

  • kawasaki

    1995年刊行の書籍の増補版。増補部分・研究動向の解説も丁寧で、さらに知るための道しるべとしても充実。いわゆる「漢字文化圏」の中でベトナムがなぜ漢字を捨てたのかという興味から手に取ったのであるが、近代に「ベトナム人」が「ベトナム」とは何か自己定義するための苦悩の歩みが興味深かった。「伝統的な中華文明」との距離やその中での自己定義について、日本や朝鮮、あるいは近代中国と比較すると面白そう。

  • yo yoshimata

    たまたま図書館で手に取った一冊でしたが、ベトナムの歴史を中国や東南アジア地域の中で学ぶことができました。あまり歴史を知らない私にも読みやすかったです。ASEANのことを知りたいと思っていたので、その端緒にもなりました。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/fdb01fb6-58a6-4747-b02c-bbf54548296b

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