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ISBN 10 : 4871542947
Content Description
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は想像よりもはるかに深刻な病気であることが、次々と研究で明らかになっている。しかし、世界中で「ただの風邪」とみなして忘れたふりをしており、その深刻さが伝わっていない。けっして「ただの風邪」ではない。
「不都合な真実の把握は、デマに惑わされないためにも必要だ。パンデミック以来、多数のデマを目にしてきた。改めて感じたのは、そもそも一般には、病気についての誤解も多いということだった。本書は医学論文に依拠しつつ、専門知識をもたない人を対象に書きおろしている。新型コロナウイルスは弱毒化などしておらず、人獣共通感染症である以上、制御不能であること、そして「子どもは何度も感染して強くなる」という社会通念が真っ赤な嘘であり、学校の感染対策が子どもたちの未来と社会を守るために必須であること、マスクもmRNA新型コロナワクチンも有効であることを、豊富なエビデンスとともに説明することが、第二の目的である。」(本書より)
【著者紹介】
古瀬幸広 : 1960年奈良県生まれ。東京大学文学部卒業。在学中から活字デビューし、科学・医学分野での著作活動を続ける。1980年代は日本語の情報化に、1990年代はインターネットとWeb、電子出版の普及に、2000年代はSNSの普及や健康ITソリューションの開発に貢献した。イワン・イリッチのConvivialityに「共愉」という訳語をあてたことでも知られる。現在、科学・医学ジャーナリスト/一般社団法人未来社会共創センター統括研究員(生命哲学研究班)/国際大学GLOCOMセンターフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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