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量子テレポ-テ-ション 瞬間移動は可能なのか?

古澤明

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062576482
ISBN 10 : 4062576481
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

測定すると簡単に壊れてしまう量子状態をどうすれば遠く離れたところに伝送できるのか。世界で初めて、量子テレポーテーションを成功させたトップランナーが解き明かす、量子力学の最前線。

【著者紹介】
古沢明 : 1961年、埼玉県生まれ。1986年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了。(株)ニコン開発本部研究所(東京都品川区)、同筑波研究所(茨城県つくば市)、東京大学工学部物理工学科助教授を経て、2007年より、東京大学工学部物理工学科・大学院工学系研究科付属量子相エレクトロニクス研究センター教授。工学博士。1996年から2年間、カリフォルニア工科大学客員研究員。1998年に成功した決定論的量子テレポーテーションの実験は、サイエンス誌が選ぶ1998年の九大成果に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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一般向けの科学書としてとても定評がある、...

投稿日:2021/02/22 (月)

一般向けの科学書としてとても定評がある、講談社ブルーバックスシリーズの一冊です。ただ、ブルーバックスシリーズの中ではけっこう高度な書籍に入ると思います。それでも量子テレポーテーションを取り扱っている入門書としてはわかりやすいようになっていると思います。

Ein さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    元々、難しい事柄なので理解は難しかったが、せめてもう少し、わかった気分にさせてほしかった。サブタイトルにもかかわらず、距離を隔てた収束の話はほとんどなく、量子もつれを複数利用しての情報伝達、量子コンピュータの原理にかかわる話に終始した感じ。理解できなければ、大学に進学して量子力学を勉強してほしいと何度も書いているが、ふつうの大人にはできない相談なのでは?

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    説明歌 テレじゃなく位置と運動量同時伝達するには何が必要 p.s. 遠隔じゃなくていいって、意味わかんない。トンネルとの違いもわかりにくくなった。副題は単なる「釣り」?

  • いりあ

    物理学者 古澤明氏による量子テレポーテーションについての解説書。タイトルには「瞬間移動」の言葉がありますが、残念ながらそのような話ではありません。量子もつれの効果を利用して離れた場所に量子状態を転送することです。内容が高度なため、読むには、ある程度物理的な知識が必要だと思います。特に前半の理論については辛さを感じます。ただし、世界で初めて無条件での量子テレポーテーションを成功させた学者なので、後半の光を用いた実験に関する部分は読み応えがあります。もう少し量子力学の本を読まないといけないと思いました。

  • しろくまZ

    量子テレポーテーションについて出来るだけ直観的に理解したくて本書を手に取ったが、却って分かりくいと感じた。ただ第2章のスピンで2値を取る場合の説明は参考になった。しかし、続く第3章で挫折した。横着せずに、同じ著者による「量子コンピューター入門」(日本評論社)などで勉強し直すことにする。

  • BIN

    第一線で量子テレポーテーションの研究をしている著者による解説書。下手に数式を使ってないせいで余計にわかりにくくなってる気がします。というかさっぱりわからない。量子力学の勉強しながら、何度も読まないと厳しそう。ちょっと挫折しました。

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