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先生、「人新世」って何ですか?

古沢広祐

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866214306
ISBN 10 : 4866214309
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジンシンセイ?ヒトシンセイ?どう読むのか。そもそもどんな意味が?わずか70年ほどで地球の姿を劇的に変えてしまった私たち人類のこれからを左右するキーワード、それが「人新世」。あらゆるジャンルの研究者や芸術家を魅了するそれは、世界の行く末を示す羅針盤!?私たちは今、地球史が変わる瞬間に立ち会っている!

目次 : 第1部 プロローグ―地球史とヒトの出現をたどる(「人新世」は環境危機の時代?/ 地球史スケールの気候変動を乗り越えた人類/ 多くの人類が消えてヒトだけが繁栄した理由)/ 第2部 展開編―人間拡張のゆくえ(文明・文化によってヒトから人間へ/ ヒトからポストヒューマンへ/ 「人新世」の落とし穴?)/ 第3部 エピローグ―「人新世」の未来

【著者紹介】
古沢広祐 : 1950年、東京生まれ。大阪大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院農学研究科、農学博士。國學院大學経済学部を定年退職、同研究開発推進機構客員教授。研究活動は総合人間学会(第9期会長、2021年〜)共生社会システム学会、国際開発学会など。NPO「環境・持続社会」研究センター(JACSES)代表理事ほか、環境・開発・社会運動分野のNPO、NGO、協同組合などに関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    Anthropocene。人新世(命名は2000年2月、クルッツェンが完新世に代わる呼称とした、026頁)は文化や芸術をも魅了(021頁〜)。WMO(世界気象機関)から、今世紀中には最小でも1・5〜2度上昇、対策が遅れると3〜5度上昇が見込まれる(024−5頁)。リチャード・ドーキンスが、遺伝子に対応する、文化的遺伝子をミーム(文化的自己複製子)と命名(063−4頁)。ミームは実態が不明瞭。古沢先生の文化の定義は、公的的に学習して獲得し、集団間や世代を超えて伝えられる複合的なものである(086頁)。

  • ta_chanko

    人類の進化は自己家畜化と環境改変能力によるところが大きい。身体的能力を大きく変えることなく、それを道具を作製し使用することで外部化・拡張してきた。当然、地球の資源を利用して道具を作り出すわけで、太古の時代から環境破壊は進んできた。それが極大化したのが現代。今後、サピエンス減少に至るまでに地球環境が耐えられるか。すでにティッピングポイントを超えて後戻りできなくなっている可能性もある。人類は滅亡に向かうのか、環境負荷をかけない文明に移行するのか、それとも地球を犠牲にして宇宙に進出するのか...

  • tu-ta

    読みたくて図書館で借りたが、読み終えずに返却。つまみ食い的に読んだのが、【第6章「人新世」の落とし穴?】の4節「サピエンス減少という落とし穴」〜5節【サピエンス減少前に地球大破局がくる?】。 ここで古沢さんは人口減少を扱った書籍を紹介し、減少のペースについてはいくつかの議論があるが、減少するのは間違いない。しかし、その減少が気候変動に伴う地球大破局(ジオ・カタストロフィ)には間にあわないような現状があるという。さらにエマニュエル・ドットは第三次世界大戦が引き起こされることも予測しているとのこと。(続く

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