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Books

ドーナツ屋の夜のつれづれ 富士見l文庫

古池ねじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040756035
ISBN 10 : 4040756037
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
青井秋 ,  

Content Description

 十八歳の深沢信也は優秀な兄への劣等感をこじらせ、大学受験も失敗し鬱々としていた。
 そんなある日、京都にある大好きな祖母のドーナツ屋の手伝いを頼まれる。
 けれど京都で信也を待っていたのは思い出にある素朴なドーナツ屋ではなく、SNS映えするネオン輝く夜営業のドーナツショップ。
 さらに店長は軽薄そうな超美形の大男のレンに変わっていた。
 始めは意地を張っていた信也はレンに甘やかされ、ドーナツ屋の手伝いを通して少しずつ変わっていく――深夜のドーナツ屋が贈る、お腹と心が満たされる優しい物語。


【著者紹介】
古池ねじ : 第21回女による女のためのR‐18文学賞“友近賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • machi☺︎︎゛

    優秀な兄を持ち常に劣等感を感じていた信也に京都の大好きな祖母からお店を手伝って欲しいと頼まれる。祖母のお店は町の素朴なドーナツ屋さん。だったけど行ってみたらそこはネオン輝く深夜営業のドーナツ屋さんに店長も超美形のレンという男に変わっていた。そして呆然とする信也を残し祖母は沖縄に行ってしまった。仕方なくレンと2人でお店をやっていくうちにレンへの印象も変わっていきどん底だった自己肯定感も高くなっていく。舞台も京都で実際に行った事のある場所が出てきて読んでいて楽しかった。

  • papako

    あったか美味しいお話でした。京都伏見にあるドーナツ屋さんの物語。作者の書かれる関西弁が馴染み深い感じで読みやすかった。自分に自信がない信也が、ちゃんと自分の居場所を見つけるお話。できる両親と兄、なのに浪人してしまった自分。自分なんてって小さくなっている信也にあったかいドーナツがふんわりと寄り添う。レンさんとの出会いは彼をまっすぐ立たせてくれる。だけどレンが立てているのは。。。プロローグ、わかってたけど嬉しい。うん、読めてよかった。だけどドーナツを買ってから読むことをおすすめします。

  • なみ

    優秀な兄に対して劣等感を持つ信也が、祖母のドーナツ屋を手伝うことになる。 しかしドーナツ屋は、新しい店長であるレンの手によって、営業時間や雰囲気が変わっていて──。 文章がすごく好きです。心にスッと入ってきてくれるような柔らかさがありました。 大学受験に失敗した信也が、レンやドーナツ屋を訪れた人たちとの交流を通して、少しずつ成長していく姿に心が温まりました。 そんな信也が最後に出した結論にグッときましたし、エピローグもすごく良かったです!

  • 陽ちゃん

    大学受験に失敗し、鬱々としていた信也は、京都伏見にいる祖母のカナコさんにドーナツ屋の手伝いを頼まれ、京都へ向かいますが…お店にいたのはカナコさんではなくデカくて調子のいいイケメンのレン。混乱しつつもお店を手伝ううちに調子を取り戻し勉強も捗るように。信也とレンのやり取りがほっこりします。心配して様子を見に来たデキる兄の優 也との関係もよくなってめでたしかな。そして、エピローグでやられました。しんちゃん可愛い!!

  • 栗山いなり

    大学受験に失敗して鬱々としていた信也がドーナツ屋での手伝いを通じて成長していく青春お仕事小説。ドーナツみたいに甘ったるい物語だったけどそれが良いと思える物語だった。最終的な結末も良いものだと思えたし

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