Product Details
ISBN 10 : 4121101588
Content Description
近代国家において、西洋音楽は「動員」と「和解」の2つの役割を担った。
これを一身に体現したのが本書の主人公、京極高鋭である。
京極は、戦前は国民精神総動員の方針のもとに作られた「愛国行進曲」のプロデュースを手がけ、戦後は東京オリンピックの開催に大きく関わった。
祖父は初代東京帝国大学総長・枢密顧問官の加藤弘之、父は昭和天皇の侍医という名家。
本人は幼少時、のちの昭和天皇の遊び相手でもあった。
弟は喜劇役者古川ロッパである。
白樺派の影響を受けて長じた「華麗なる縁の下の力持ち」京極の人生を通して、昭和史における動員と和解、日本が引き受けざるを得なかった矛盾を描く。
【著者紹介】
古川隆久 : 日本大学文理学部教授。1962年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。広島大学総合科学部専任講師、横浜市立大学国際文化学部講師、助教授等を経て、2006年より現職。主な著書に『昭和天皇』(中公新書、2011年。サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
読了日:2025/08/03
どら猫さとっち
読了日:2025/08/22
Go Extreme
読了日:2025/04/16
takao
読了日:2025/11/07
horada
読了日:2025/09/05
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