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会社はあなたを育ててくれない 「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン

古屋星斗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479798125
ISBN 10 : 4479798129
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

「このままでいいのだろうかー」。

社会人としての今後の成長や人生の幸福度を考えたとき、ふと不安になる若手社会人に送る、キャリア・デザインの入門書!

「ゆるい職場」を提唱するなど、次世代社会のキャリア形成などの研究で実績を持ちメディアでも人気の著者が、最新のデータとメソッドを網羅し、令和という新たな時代に最適化したリアルなキャリア論を提示しました。

「ゆるい職場」が広がる現在の労働社会は、働く個人にとっては“すべてが自分しだい”という、実はとてもシビアな環境でもあります。

ここ十年における日本の労働社会のあり方は、劇的に変化しています。転職や副業が一般的になり、趣味やボランティアなどの社外におけるコミュニティも多様化し、社会から求められる個人の役割も様変わりしている中で、終身雇用で一つの会社で働きあげることが普通だった時代のキャリア・デザイン(だけで)は、今の時代に通用しません。

漠とした不安や焦りを生み出している社会の状況や個人に求められている考え方や行動のありかたを可視化し、私たちがどのようにキャリア(働きかた、生きていき方)をデザインし、具体的に思考しアクションを起こしていけばよいのかを、2000人を超える20代社会人への調査や各種最新データをもとに提示します。

20代の若手社員はもちろん、就活生や30-40代の中堅社員、また若手社員と相対する管理職層。経営職層にも必読の一冊!


【著者紹介】
古屋星斗 : リクルートワークス研究所主任研究員。2011年一橋大学大学院社会学研究科修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、政府成長戦略策定に携わる。17年より現職。労働供給制約をテーマとする2040年の未来予測や、次世代社会のキャリア形成を研究する。一般差社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事。法政大学キャリアデザイン学部兼任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゼロ

    若者向けのキャリア論。表題だけを読むと、昔の会社員の方が優しかった…と誤解を招きそうだが、中身を読むと法改正により働く時間が減り、人を育てる時間が無くなったというのが真実なのだろう。「可処分時間で努力する時代になってしまった」と著者も嘆いているが、ブラック企業の非難と働き方改革により労働時間は減少した。その上で終身雇用の保障もなくなり、ますます即戦力が求められている。後半のキャリア論は、一つの会社員の軸を持つのではなく、複数の軸を並行にして動かしていく必要性を説いている。会社の外で働く努力をするのが令和だ

  • R

    新卒を教育していくというシステムと呼んでもよいものが崩壊した今、自分で成長を目指していかなくてはならない社会になったとされ、大変な時代だなと他人事のように思ってしまった。新人向けなので、どうするべきかの話しに内容は寄っているわけだけど、そこで書かれている事実に、かつては会社が一定の負荷となる業務を与えることで成長が否応なく促されたという部分にはなるほどと思うところがあり、また、それがハラスメントをはらむことから消えていくというのに時代を見る思いがした。

  • ステビア

    寄り道と近道

  • shikada

    会社で我慢して長時間労働すれば成長できていたのはもう昔の話。現代の若者は働き方改革で労働時間が減り、上司から厳しい指導もしにくくなり、研修時間も減って職場での経験値が減っている。ではどうキャリアをデザインすべきか?を丁寧に解説していて、アラサーの自分には刺さる1冊でした

  • ほし

    本書において現代とは、労働時間が減ったことで逆にただ我慢して働けばスキルが身に付きキャリアアップできたような時代では無くなったのだとしています。そのような中で求められる働き方として、「寄り道」と「近道」のバランスをとった働きかたが提案されています。「スモールステップ」で行動の数を上げ、徐々に環境を変えていくような「コミットメントシフト」をする寄り道と、複数のキャリアを同時並行で捉える「キャンペーン」、パートナーなどの力も借りて行動を振り返る「意味づけ」による近道。現代に合った内容で、納得感がありました。

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