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Unnamed Memory 6 名も無き物語に終焉を

古宮九時

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049128055
ISBN 10 : 4049128055
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Chibi ,  

Content Description

「私、貴方のところに辿り着けて幸せです」ティナーシャの退位と結婚の日が迫るなか、周囲で怪しげな事件が頻発し始める。歴史を改竄する呪具エルテリアを奪取するため、ヴァルトにより巧妙に仕掛けられる罠。無数の歴史の記憶を持つ彼は、ついに自分と世界にまつわる真実を語り出す。消えては再構築される時間の果てに、オスカーが下す決断とは―。王と魔女の物語の終わりであり始まり。人の尊厳をかけた選択に向き合う完結巻!

【著者紹介】
古宮九時 : 第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫)にてデビュー。「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて『Unnamed Memory』が単行本・ノベルズ部門第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オセロ

    【第二部完結】感動しました。 使用者が一番戻りたかった時に戻ってやり直すことの出来る魔道具エルテリアを巡る物語もこれにて完結。最初からこんな世界線の物語もあったのかもしれないと思うとそれだけで面白く、特に印象に残ったのはルクレツィアのエピソード。まぁ、エルテリアに人生を翻弄されたヴァルトには溜まったものではないでしょうが(苦笑)そして、ティナーシャが戻りたかった時があの時っていうのがエモすぎる…

  • よっち

    ティナーシャの退位とオスカーとの結婚の日が迫るなか、再び周囲で怪しげな事件が頻発し始める第六弾。ある娼館で歌われる『聴くと死ぬ歌』、原因不明に村が滅ぶ事件、昏睡状態となったマグダルシア王の代わりに立った魔女の正体、オスカーの昔の女事件。そして歴史を改竄する呪具エルテリアを奪取するため、ヴァルトにより巧妙に仕掛けられる罠。再構築される時間を巡るあれこれは、ティナーシャに様々な葛藤を突きつけましたけど、オスカーはこういう時ほんと迷いませんよね(苦笑)一歩間違えると笑えないその距離感も二人の絆あってこそですね。

  • わたー

    ★★★★★呪われた王子と青き月の魔女の物語完結。オスカーの過去に改変の影響があったことから、手放しでハッピーエンドとはいかなかったものの、彼らの恋の物語を締め括るに相応しい内容になっていたと思う。ああ、でも、願わくば、滅びを免れたトゥールダールの面々に囲まれた幸せな結婚式を見たかったかな。続編の刊行も決定したようで、WEB版の読者を見る限りここからが本番のようなので、人の心がわからない著者に怯えながらも楽しみに待ちたいと思う。また、漸く、バベル2巻のアレが腑に落ちたことも個人的には収穫だったかな。

  • 陸抗

    最終巻。二人の無茶もここまで来ると突き抜けていると言うか、この結末のための布石だったのだから仕方ないと言うか。幸せで残酷な夢を見たと思えばいいのかしら。一番楽しみにしてた部分を取り上げられてしまったのは、残念。手放しで喜べないラストだけど、続編も出るようなので楽しみにしてます。

  • kitten

    図書館本。UnnamedMemoryAct2完結編。ちょっと、前に読んだ内容を覚えていないなぁ。終盤はこの話が終わるのが寂しくなってしまった。これは、物語を記憶しているうちに6冊続けて読んでしまう方がよいな。ティナーシャとオスカー、二人の掛け合いは、時代によって変わるところもあるけれども、本質はかわらない。基本、敬語のティナーシャがツッコむときだけタメ語なのが好きだった。評価、星3

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