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マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ 中公文庫

古内一絵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122077249
ISBN 10 : 4122077249
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

元エリートサラリーマンにして、今はドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。ここで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて―。仕事一筋の40代キャリア女性へ「春のキャセロール」。手料理を食べない中学生男子に「金のお米パン」など、心と身体があたたまる四つの物語。

【著者紹介】
古内一絵 : 東京都生まれ。映画会社勤務を経て、中国語翻訳者に。第五回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、2011年にデビュー。2017年『フラダン』で第六回JBBY賞(文学作品部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えみちゃん

    初読みの作家さん♬以前からず〜っと気になってました。単行本が刊行されて何年も経っていたのでいまさら単行本を買うのも・・ってことで文庫化されることを待ってました。それにしても長かった・・。笑っ。元エリートサラリーマンでいまはドラァグクイーンのシャールさんが夜だけひっそりと開く夜食カフェ《マカン・マラン》そこは日々の生活に疲れたひとびとを旬の食材を使い滋養に満ちたお料理と食後にひとりひとりの顔色を見て処方するお茶で内側から整えてくれる隠れ家のようなお店です。どのお話もとてもよかったけど中堅キャリアウーマンの

  • kaoriction

    嘘なく。自分に嘘なく生きよう。いつ終わるかわからない、残りわずかな人生だとしても。限りある人生だ。自分にだけは嘘つくことなく真剣に生きることを。10年愛され続けるシリーズ。気になっていた作品が文庫化されて本屋に平積みされていたので買った。10年の月日を感じない それぞれが抱える社会での葛藤、立場。普遍的だ。そこに注ぐあたたかくも強く優しいシャールの言葉。みんなそんなシャールの言葉に触れたくて読み、それが人気の所以なのだろうと思う。「当然よ。私たちは、なんだってできるのよ」。緩やかにじんわり浸透する言葉。

  • チーコ

    4つの物語りがマカン・マランのお店の中で繰り広げられる。提供される料理、店主の温かな言葉によって、それぞれの主人公が癒され、自分達の人生について考えるきっかけをくれるお店。店主の言葉が、心に染み渡ります。ドラァグクィーンのドリアンさんの解説も良かったです。

  • まち

    すごく好きな本。四つのお話どれも良い。自分を労ってあげたくなる。何気に柳田さんが好き。

  • Sawawawawa

    珍しく自分のために本を買った。軽くて、暖かくて、優しくて、するっと読了。途中からシャールさんのイメージが室伏広治前スポーツ庁長官になっちゃった。背が高く、ハンサムで、頑強な体つきで、顔が濃くて、頭もきれて、もとスポーツマンで、話術に長けて、観察力があって、知識が豊富、人気者の独身中年男性。4巻まで読みたい。

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