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実践 幸福学 科学はいかに「幸せ」を証明するか Nhk出版新書

友原章典

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140886120
ISBN 10 : 4140886129
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「幸せはお金では買えない?」「お金に執着する人は、不幸になりやすい?」「お金持ちは、貧乏な人よりも幸せ?」…こうした疑問に科学はどう答えるのか。行動経済学の専門家が、最新の「幸福学」の知見とデータをもとに、一人一人の特性に合った「幸せ」を提唱する。

目次 : 幸せペンタゴン・テスト―あなたの幸せ度をチェックする/ 第1章 誰がいったい幸せか(幸せな人生を予知する―デュシェンヌ・スマイル/ お金でできること、できないこと―幸福の逆説への反証 ほか)/ 第2章 幸せとは目指してつかむもの?(危機に対する防衛本能―闘争・逃走反応/ ストレスを溜め込まない対処法―科学のお墨付きの気分転換 ほか)/ 第3章 幸せとはありのまま受け入れるもの?(今、この瞬間に意識を向ける―マインドフルネス/ 感情を言葉にしてみよう―ラベリング ほか)/ 第4章 自分に合った幸せを見つける(頼ること、頼られること―社会とのつながり/ 信じる者は、幸せになる?―宗教やスピリチュアル ほか)

【著者紹介】
友原章典 : 青山学院大学国際政治経済学部教授。早稲田大学政治経済学部卒。ジョンズ・ホプキンス大学大学院Ph.D.(経済学)。米州開発銀行、世界銀行コンサルタントから、ニューヨーク市立大学助教授、UCLA経営大学院エコノミストなどを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほよじー

    ★★★結局、お金と幸福の関係は、立場やその人の価値観によって違うため、一つの正解はない。お金によって低所得者の幸福感が増すことは事実だが、お金ですべての幸せが買えないのも事実。大事な人との時間や病気や精神的苦痛などお金では解決できないことも。今後はいかにお金を稼ぐかより、いかにうまくお金を使うかという方向に意識が変わっていくだろう。お金の使い方で幸福感が違う。モノより体験にお金を使ったほうが幸福感を感じやすいし(特に郊外・都会の女性)、他人に使うとより幸福を感じやすい。

  • ATS

    幸福学関連の本を読んでいる人にはあまり目新しい情報はないと思う。本書のよい点は実験内容などをなるべく詳らかに記載してくれている点であろう(もちろん紹介している論文などが明記されている)。実験というのはいかような方法でおこなったのかという質も評価しなければいけないため、どのような手順を経て行われたのかを知ることは重要。しかし、それゆえにやや小難しくなってしまう側面もあり、もっと要点だけ知りたいというような人にはやや不向きかもしれない。宗教と幸福の関連性についての部分が個人的には興味深かった。

  • jackbdc

    行動経済学者が幸福に関する最新の知見をもとに幸せになる方法や科学的な裏付けを紹介するという構成。属性による幸福感の情報や、自分が幸せになる方法(心持ちや環境づくり)が紹介されている。内容自体は類書と重なる部分が多いがコンパクトにまとめられている。印象に残った点3つ、1.幸福感と遺伝:半分は遺伝で決まる。ネガティブ思考の人も多幸感を持てるのか?2.自制心と幸せ:自制心が強い人は習慣化により自制心の無駄遣いをしていない。3.仲間選びが大事:リラックスできる仲間といると幸せを感じる上に他人の幸せも伝播するため。

  • すうさん

    幸福論をどれだけ読んだだろうか。科学的根拠に基づいて「幸せ」を証明するというのは少し風呂敷広げすぎ。結局人生の「苦」を「そう思わない」といったポジティブ心理学と「それも含めて受け入れる」というマインドフルネス心理学の折衷がいいなどと書かれていて曖昧な結論しか出せないのだと思った。それだけ幸福論は難しい。若しくは意味があるのかどうか。有史以来いろいろな哲学や宗教が幸せに関して説いているがいまだ論議が分かれる。かといってこの論議は大変参考になるので、この手の本をまた読んでしまう悪(?)循環に陥ってしまうのだ。

  • としP

    アフォメーションとマインドフルネス

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