Books

「プロレススーパースター列伝」秘録

原田久仁信

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163919218
ISBN 10 : 416391921X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

これはすべて実話である!!

初代タイガーマスクが登場しプロレスブームに沸く1980年代前半、『週刊少年サンデー』に連載され、少年たちの心を鷲掴みにした漫画『プロレススーパースター列伝』(原作・梶原一騎)。ファンタジーと実話の融合が魅力の一つだったこの伝説的作品の制作秘話を、作画を担当した原田久仁信氏が初めて余すところなく明かす!
渾身の描き下ろし漫画『「列伝」よ、永遠なれ』(33ページ)も収録!

主な目次(※一部抜粋)
第1章 ペルソナ
初代タイガーマスク
原作者自ら「正体」に迫る/「疑わしきは真実」/「虎の仮面」に隠された葛藤/理想を追い求めた佐山の「それから」

第2章 漫画家への道
あらゆる梶原作品を読破した少年時代/小学館の新人賞に入選しプロデビュー/「描くんだよ。君が」/漫画界にも空前のプロレスブーム

第3章 悪玉と善玉
ザ・ファンクス スタン・ハンセン アブドーラ・ザ・ブッチャー
「ザ・ファンクス」で連載開始/猪木談話はすべて創作だった/ブッチャーに支払った10万円/「ガマ・オテナ先生」を探して

第4章 「ウラウナ火山」を探して
アンドレ・ザ・ジャイアント ミル・マスカラス
コミックスの印税額で分かった「大反響」/マダコ攻撃を描くため生物図鑑を購入/セリフの取り違えでハワイから国際電話/「鉄人」ルー・テーズの涙

第5章 伝説と真実
タイガー・ジェット・シン BI砲 カールゴッチ リック・フレアー
写真が存在しない「伊勢丹前襲撃事件」/最も注意を払った「力道山刺傷事件」/連載中に外国人選手の引き抜き戦争が勃発/「4の字固めは短足ほど有利」の説得力

第6章 「ワン・モア!」
ハルク・ホーガン ブルーザー・ブロディ ザ・グレート・カブキ
破壊された腕相撲ゲーム/自分にもできた「指の第一関節曲げ」/原作者逮捕と「アントニオ猪木監禁事件」/突然の連載打ち切りに呆然

第7章 『男の星座』
仙人になった梶原先生/講談社編集者と銀座クラブで再会/自ら命を絶った「ジャニーさん」/最後に届いた「血染めの原稿」

エピローグ
作品に残された「人間のあるべき姿」/梶原先生の幻影を求めて/深夜のアルバイト生活で学んだこと/「まことのプロレス」を胸に

描き下ろし漫画33P 『列伝』よ、永遠なれ

【著者紹介】
原田久仁信 : 1951年、福岡県生まれ。高校卒業後、就職のため上京するが1年で退職し、漫画家を目指す。26歳のとき『ビッグ・ウェーブ』で第1回小学館新人コミック大賞に入選し『増刊少年サンデー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • nonpono

    小学生のときにプロレス観戦に父がよく連れて行ってくれた。アニメの「タイガーマスク」に出ていたレスラーが本当に戦っていた。原田先生の「プロレススーパースター列伝」の漫画本も夢中になって読んだ。レスラーの生い立ちやヒストリーがたまらない。自分だけ秘密を知った気分に浸った。Twitterで原田先生の漫画のコマに再会した。そんな原田先生の回顧録。原作者の梶原一騎が熱すぎる。梶原一騎が最後の作品を原田さんに託す、その絆と信頼感にしびれ、噂に聞いていたが、本書収録の原田先生の新作漫画にしびれた。プロレス愛に溢れてる。

  • akihiko810/アカウント移行中

    80年代のプロレスブームを牽引した、サンデーの「プロレススーパースター列伝」。その裏話を作画の原田久仁信先生が振り返る。印象度B+  「スーパースター列伝」は我が家にあって、子供のころから全部読んでた。原作者・梶原一騎との制作裏話がつづられる。原田も「全部信じて描いていた。でないと子供には通用しないから」とのことで、梶原一騎の「ハッタリ(本当っぽい作り話)」を全身全霊で画にしていたそう。それを当時の子供たちは信じたりしていたわけなのだから、やはり梶原一騎のマジックはすごいね。

  • ツバメマン★こち亀読破中

    梶原一騎原作、サンデーに連載された「プロレススーパースター列伝」の作画を担当した原田久仁信が当時の制作秘話を綴る。ジャンプ派の僕は雑誌で毎週追いかけることはなかったが、その代わり単行本は死ぬ程読みました!未だにプロレス的なものの見方をしてしまうのは、そのせいだ!どうしてくれる!責任取れ!な一冊(笑)巻末の漫画も最高!年末にいい本に出会えましたっ!これは真実である!

  • 電羊齋

    私は大人になってから漫画『プロレススーパースター列伝』を読んだ。当時すでに本作品に登場する「アントニオ猪木(談)」やプロレスラーの伝説的エピソードの多くが虚構であることが広く知られていた。だがそれでもこの漫画には人を引きつけるものがあった。その秘密はやはり本書で語られる原作者梶原一騎先生と原田久仁信先生の真剣さ、あうんの呼吸、そして虚構の中で人間の本質を描く両先生の力量だったことがわかった。描き下ろし漫画「『列伝』よ、永遠なれ――梶原一騎先生に捧げる」も素晴らしい。本書は良書である!以上、俺(談)。

  • じゃんけん

    ★★★☆☆ブッチャー・ハンセン・アンドレ他懐かしい面々 当時は情報も少なかったし、今みたいに情報を得る手段もなかったこともあり虚実の区別が・・・だった。でも良い夢見せてもらっていたと思える。漫画に出てきた各エピソードは話としては面白さ満載で更にTVを盛り上げていた印象。 エンターテイメントとしてGOODでした。 🥊🥊🥊🥋🥋🥋

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items