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1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話

原田一範

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344044517
ISBN 10 : 4344044517
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「我武者羅」よりも、「1人1人が考える」チームへ――。学歴も人脈もナシ!「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名な人を呼ばない」とまで言われた無名の監督が、「思考と言語化」で、ゼロから強いチームを作り上げた!その、思考と検証と挑戦の記録。

校長からは「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような、無名な人を監督に呼ばない」と言われ、ようやく集めた部員からは、「キャッチボールも、生まれて初めてです」と言われた。それが、このチームの始まりだ――。
1年の3分の1は雪に閉ざされるため、近所の農家の協力でグラウンドにビニールハウスを建て、冬はその中で練習。
それでも、絶対甲子園に行く!と決めていた。
しかし、こんなチームでどうやって?

飛び込み営業スタイルで強豪校・名門校の門を叩いて教えを請い、練習試合をお願いし、自分たちにないものは次々取り入れる。
野球に関係なく、組織作りや人材育成に長けた指導者や経営者に会いに行き、新しい考え方を、野球にもどんどん応用する。
ついに甲子園出場も果たし、今や、青森県では強豪チームに名を連ねる弘前学院聖愛高校。しかも選手たちは、自ら考える力をつけ、コミュニケーション能力も高いと評判だ。
今だに、ビニールハウスで練習を続ける聖愛高校野球部の強さの秘密とは?稀に見るほどの「思考と言語化」とはいったい?
学歴も人脈も無い監督が、いかにして、”考える選手”と、”強いチーム”を作ったか。感動のノンフィクション。

【著者紹介】
原田一範 : 1977年青森県北津軽郡生まれ。弘前工業高校野球部出身。介護の専門学校卒業後、介護職に従事。96年に母校・弘前工のコーチに就任。2001年4月に、弘前学院聖愛高校野球部の創部と共に監督に就任し、現在まで25年間監督を務める。コーチ業、監督業の傍ら、日本大学通信教育部で学び、卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    一つの学校の野球部の物語でありながら、そこに留まらないものを感じ取れる。一つのことを、時間をかけながら、試行錯誤しながら続けることの難しさと、変化が見て取れた時の喜びなど、考えることが多い。それと、人との出会いや、それを活かせるかどうかということ。鶏と卵のようなことになるが、いい方向へ動く時の典型のように思う。基礎体力や、生活習慣・時間の過ごし方、自分・自分たちで考えることについて、なるほどと思う。

  • ただぞぅ

    試合の「勝ち」よりも人間性の「価値」を高める教育方針に共感した。女子高から共学となり野球部の顧問となった著者。1年の1/3が雪に閉ざされた環境下で2度も甲子園に導いた実績の裏にはこれまでの常識にとらわれない教育があった。相手チームと混成で行う練習試合は自然とノーサインとなり、指示待ちでは通用しない自主性と意思疎通能力が格段に養われる。また冬休みはアルバイトを推奨し野球では身につかない社会性を学ぶことで道具への愛着や練習に対する態度も変わるという。最後は技術勝負より人間力。「生活が人間を陶治する」と感じた。

  • クールグレー

    魅力ある指導者のところには人が集まる。今後の聖愛は光星、山田を凌ぐ存在になりそう。

  • さっちん@顔面書評

    無名の監督が北国の弱小チームを甲子園に導いた話。 失敗を繰り返しながらも前進し、目標を達成するまでのプロセスが描かれています。 同じ様な方針で指導をしている指導者と著者を隔てているものが気になりました。 そして本が出版されたばかりのこのタイミングで 3度目の甲子園出場決定!! おめでとうございます㊗️

  • さとうめぐみ

    同い年の方でした。正直、普段は手に取らないジャンルの本ですが、推しに読めばいいのにって言われて買いました。普段から聞いてる推し自身の言葉とも通じる部分もありました。強い信念を持って真剣に取り組んだからこその思考錯誤があっての甲子園出場だったんだろうし、学ぶべきところだらけなんだけど、ただ、どうしても拭えないキンコン西野氏への嫌悪感…。別に突拍子もないこと言ってるわけじゃなくて至極真っ当なんだけども。やっぱり一度プペル観た方がいいのかなぁ…。むむむ。

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