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百鬼夜行の恋人(仮)京都の付喪神お預かりします Php文芸文庫

原田まりる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569904092
ISBN 10 : 4569904092
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

家業は付喪神のお世話係? 紫苑はその役目を果たすため、イケメンの猫又と恋人契約を結ぶが‥‥。京都が舞台の怪異ラブストーリー!

【著者紹介】
原田まりる : 1985年生まれ。京都府出身。高校時代より哲学書からさまざまな学びを得る。『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』で第五回京都本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 陽ちゃん

    百鬼夜行、妖怪につられました。もちろん、舞台は京都。わけの分からないものに襲われた紫苑は、百鬼夜行を引き連れて通りがかったイケメン(実は百鬼夜行の長で猫又)の雅に助けられ、自分の家が代々落とし物になった付喪神を持ち主に返す稼業をしていると教えられ、彼の助けを借りながら落とし物(付喪神)の持ち主探しを始めるものの、次々と妖怪トラブルに巻き込まれ…。ラストは王道な感じでしたが、鞍馬天狗や六条御息所、ゑびすさんといった妖怪が登場するのは面白かったです。

  • Hanna

    百鬼夜行の長である妖怪の恋人になった紫苑。彼女は付喪神返還人。物語で妖と人間はよくあるので、私なら、もっと付喪神返還人を前に出した題名の方が早くこの本に出あっていたのかもしれない。

  • ブランノワール

    面白かったです

  • きぬりん

    ミステリーとロマンスを絡めた妖怪ファンタジーとでも言えばよいだろうか。最初のほうは世界観の説明がややこしいうえに、百鬼夜行の長である妖怪(雅)がイケメンというだけで一目惚れしてしまう主人公(紫苑)の軽薄さにもうんざりするが、読み進めていくとロマンスを匂わせながらのミステリー要素が強くなり、面白く読める。雅と紫苑が妖怪の手も借りつつ落とし物の持ち主を探し当て、その数奇な人生に触れる中盤を潜り抜けるとロマンス要素が前面に出て、雅と紫苑との縁が種明かしされる。中盤でもう紫苑の正体に勘付いてしまったのだけれども…

  • 金色

    妖狐が猫又に負けるのか? 天狗に負けるならわかるけど。 地獄の登場人物は鬼灯の冷徹で再現されてしまうのですよね…

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