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最終列車 講談社文庫

原武史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065370568
ISBN 10 : 4065370566
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

日本政治思想史の研究者による「ポストコロナ時代の鉄道」の考察。鉄道好き「鉄学者」が憂う、今ここにある「鉄道の危機」とは何か?

【著者紹介】
原武史 : 1962年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。明治学院大学、放送大学教授を経て、明治学院大学名誉教授、放送大学客員教授。専門は日本政治思想史。『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社)でサントリー学芸賞、『大正天皇』(朝日新聞出版)で毎日出版文化賞、『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波書店)で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • niz001

    初著者。解説に書かれているところの『鉄道ファンとしての楽しみも語られ』ている個所は楽しんだがそれ以外が合わず。妙に皇室の話が多い。

  • 辻井凌|つじー

    関連づけのスペシャリストだ。本題の鉄道でも、専門の政治思想史でもない、違うジャンルの本や小説から鉄道に結びつけていく。発想の広がり実に楽しみだ。こうやって自分の好きなものに何事も結びつけていく力は才能だし、仕事につなげているのもすごい。 https://note.com/nega9clecle/n/nac2abe3ef7de

  • だんだん

    読み始めから読み終わりまで、淡々と、「ふむふむ」といった感じで気づいたら読み終えていた。もともとが雑誌に連載していたエッセイから持ってきたという経緯なんかも、このような感じの読み方になるのかもしれない。

  • Go Extreme

    歴史のダイヤグラム 動く公共空間 誤配の可能性 線としての鉄道 柳田國男の鉄道論 車窓の光景 記憶に残る一瞬 皇室と鉄道 ミッチー・ブーム 平成流のお手振り 占領下の専用列車 新幹線の革新 駅名変遷ものがたり 上野駅 ターミナルの終焉 参勤交代 交通の政治学 レッドアローからラビューへ 常磐線 分断と一体性 ローカル線の魅力 フリーゾーン構想 三陸鉄道 応援の輪 南満洲鉄道 あじあ号 宮脇俊三 鉄道の黄金時代 公共交通の役割 コロナ禍と鉄道経営 採算性だけではない価値 只見線の健闘 陰翳礼讃の旅

  • tecchan

    鉄道に関するエッセイ。日本近現代史における鉄道の意味を問う著者ならではの愛惜の鉄道文化論。皇室と鉄道とのかかわり、新幹線の建設が東京一極集中を進め地方の衰退を加速していることの指摘など鋭い。鉄道は今後どうなっていくのだろう。

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