Product Details
ISBN 10 : 4101345813
Content Description
「西武の天皇」と呼ばれた堤康次郎。東京西郊で精力的に鉄道事業を展開し、沿線には百貨店やスーパー、遊園地を建設。公営団地も集まり、「西武帝国」とでもいうべき巨大な文化圏を成した。しかし堤本人の思想と逆行するように、団地は日本共産党の強力な票田となり、コミューン化した「赤い病院」さえ現れた。もうひとつの東京、もうひとつの政治空間でなにが起きていたのか―。
目次 : 88号棟を訪ねて/ ひばりヶ丘前史/ 清瀬と「赤い病院」/ 野方と中野懇談会/ 堤康次郎と「西武天皇制」/ 社会主義と集合住宅/ 団地の出現―久米川・新所沢・ひばりが丘/ ひばりが丘団地の時代/ アカハタ祭り(赤旗まつり)/ 狭山事件/ 堤康次郎の死/ 「ひばりが丘」から「滝山」へ/ 西武秩父線の開通とレッドアロー/ そして「滝山」コミューンへ
【著者紹介】
原武史 : 1962(昭和37)年、東京都生れ。早稲田大学政治経済学部卒業。国立国会図書館、日本経済新聞社勤務を経て東京大学大学院博士課程中退。現在、明治学院大学教授、専攻は日本政治思想史。著書に『昭和天皇』(司馬遼太郎賞受賞)『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞受賞)『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
saga
読了日:2020/08/27
そうにゃん
読了日:2023/09/09
やなぎ
読了日:2021/07/02
オザマチ
読了日:2022/12/16
オザマチ
読了日:2016/02/06
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

