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挫折というチカラ 人は折れたら折れただけ強くなる マガジンハウス新書

原晋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784838775125
ISBN 10 : 4838775121
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

青学はなぜ何度も駅伝王者に返り咲くのか?勝負強さは「挫折」から作られる。強靱なメンタルを育てる逆境力。

目次 : 第1章 挫折できる人だけが高く跳ぶことができる(「挫折」なき「挑戦」はない/ 「挫折」は柔軟な精神を作る心のストレッチ/ 高く跳ぶためのバネを作る ほか)/ 第2章 挫折から立ち上がる方法(失敗ととことん向き合う/ 自分だけの「素質」を伸ばす/ 信頼が醸成される場所を作る ほか)/ 第3章 成功につながる「負け方」をしてきた(抑制されたことで生まれた反骨の精神/ 選択が自分ごとにならないと覚悟は生まれない/ 会社が「無価値」と判断しても、己の価値は決まらない ほか)

【著者紹介】
原晋 : 青山学院大学陸上競技部監督。青山学院大学地球社会共生学部教授。1967年、広島県三原市生まれ。世羅高校では全国高校駅伝準優勝。中京大では全日本インカレ5000mで3位入賞。89年に中国電力陸上陸上競技部1期生で入部するも、故障に悩み、5年で競技生活を引退し、同社でサラリーマンとして再スタート。新商品を会社で最も売り上げ、ビジネスマンとしての能力を開花。2004年に陸上競技部監督に就任。09年に33年ぶりに箱根駅伝出場、15年に同校を箱根駅伝初優勝に導く。18年まで箱根駅伝4連覇という快挙を成し遂げる。20年には大会新記録で王座奪還を果たし、22年には大会新記録を更新して6度目の総合優勝するなど駅伝強豪校に育て上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たらお

    本人たちが力をつけていくために、自分たちに練習メニューを考えさせるというところは以前も言っていたところ。長い目で見て成長するためには、自分で気づくということが不可欠。指導する側は、大きな目標を掲げる際にも、そこに向かうためのステップを数値化し、毎月・毎週・毎日の期限を求めて、選手個々人が達成すべき目標へと落とし込む。そして、気づきを促すためにメッセージを伝え続ける。言われた側もその言葉の意味を長い時間をかけて考え続けなければならない。さらに、強くなり続けるためには同じ練習ばかりではよくなく、変化を促す。

  • parmigiano

    初めて見れた母校の箱根駅伝での勇姿は未だ忘れる事のない高揚感でした。ただ勝つ為ではない学生への想いと将来を見据えた指導は、さすがだとしか言い様がない。 原さんの著作を何冊も読んで、既に知っている内容でもやはり力と勇気を頂く1冊。自分へのフェーズに合わせた意識付け大事にしていこうと思う👍

  • 海燕

    原監督は単に失敗した者は強い、というのでなく、「相当の努力をしたにも拘わらず、自分でコントロールできない外的要因により目標が達成できなかった」ことを挫折とする。その定義はともかく、主体的に考えて取り組むことの大切さには首肯する。高校でエリートランナーであっても、厳しい規律で縛る昔ながらの指導を受けてきた学生は、そのままでは大学で伸びないという。指示待ちでなく自律的に動くことは、社会に出てからも必須な要素だ。また、理念を共有する同志の存在はいざというときに力になる、という主張にも大いに納得。

  • dice-kn

    人生思うようにいかないことは多々あり、そのときに"あぁすればよかった"と思うか”やれることはやったので仕方ない”と思うか、後者の方が良いのかなと思ったのですが、いずれにしろ次に生かすことができればよい経験になるのかな?? かつての教え子さんのコメントがあり、読むと著者は教育者としても立派なんだなぁと思いました。

  • かたぴぃ

    今年の箱根駅伝。「青学まさか」だったので、読んでみた。「自分が精一杯努力したにもかかわらず、コントロールできない外部の要因によって目標が達成できなかった経験」を「挫折」と捉えて、どうやって「挫折」を乗り越えるのか。「挫折」を乗り越えるのは、個々のメンタルの部分が大きいと思うが、その強い精神力は「自分を信じる力」なのか。いろいろ書いてはあるが、結局自分で乗り越えるしかないのだ。「挫折」を乗り越えるとき、少しでもいい環境を作る力になれたらいい。自分も誰かにとって「同志」になれたら嬉しいと思う。

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