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ヤッさん 4 料理人の光 双葉文庫

原宏一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575522709
ISBN 10 : 4575522708
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan

Content Description

何をやっても中途半端な青年・ショータ。料理人を志してイタリアに渡ったものの、夢破れて市場で盗みに手を染める始末。そんな彼が出会ったのは「誇り高き宿無し」にして食の達人・ヤッさんだった。ヤッさんに保護観察≠告げられ、再出発を誓ったショータは、料理人にとって最も大切なものを探し求める――ますます痛快なユーモア人情小説の傑作!

【著者紹介】
原宏一 : 1954年長野県生まれ。茨城県育ち。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』でデビュー。書店員の熱心な応援により、2001年に文庫化された『床下仙人』が、07年にベストセラーに。同書は啓文堂書店おすすめ文庫大賞にも選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 相田うえお

    ★★★☆☆21099【ヤッさんIV-料理人の光 (原 宏一さん)】 ヤッさんシリーズを読むのはこれで4作目になりましたが、今回の新たなメンバー(弟子)は、イタリアの一つ星レストランで働いていたというホームレス青年のショータとなります。彼は市場からパクった食材、つまり原価ゼロの料理を近隣のホームレスプチ文化生活者に200円で提供し、現金収入を得ていたんです。そんな彼をヤッさんは叱りつけ、「真っ当な料理人として社会復帰させてやるから、根性を入れ替えてついてこい」みたいな出だしです。ほんとヤッさん凄えなぁ。

  • まさきち

    シリーズ第4作でいつも通りにヤっさんから元気をもらえて楽しめた一冊。特に屋台のラーメンの話はよかった。懐かしい人達もたくさん出ていて思わず頬の緩む話ばかりでした。

  • 達ちゃん

    久しぶりのシリーズ面白かったです。懐かしい弟子たちも勢ぞろいでヤッさんワールド楽しめました。

  • りょうこ

    ヤッさんにも弟子が沢山出来ましたねぇ。 相変わらず、元気そうで何よりです! ヤッさんの言ってることは、いつでもまともで...当たり前のことの様でて...。大事なことです。ついつい新刊でちゃうと読みたくなる!

  • Walhalla

    『ヤッさん』シリーズの4作目です。築地市場の移転もあってか、今回は足立市場が舞台になりました。このようなところにも影響があるのですね。さて物語ですが、社員寮の食堂から始まり、一流ホテルのレストラン、田舎漁村の旅館、高級割烹から屋台のラーメンまで、食を提供するあらゆる場面で、「気働き」という言葉がひとつのキーワードになっていました。料理の出来栄えを問うだけでなく、調理する人たち、食べる人たち、食材を提供する人たちなど、それに関わる全ての人たちへの気配りを忘れないヤッさんは、いつも格好良いです。

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