博報堂生活総合研究所

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Z家族 データが示す「若者と親」の近すぎる関係 光文社新書

博報堂生活総合研究所

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334107567
ISBN 10 : 4334107567
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

Z世代は恋人より母親といたい!?博報堂のシンクタンクが、30年前と同じ設計で実施した「若者調査」をもとに、いま20歳前後のコアZ世代と、その親世代を比較分析。すると見えてきたのは、親世代とは大きく異なるZ世代の人間関係のあり方、とりわけ家族の密接すぎる関係性だった。定量データに加えてチャットアプリの親子会話を多数収集し、進化した親たち=「メンターペアレンツ」の実態と時代背景に迫る。さらに、『静かに退職する若者たち』の金間大介金沢大学教授、『スタンフォード式生き抜く力』の星友啓スタンフォードオンラインハイスクール校長のインタビューも交えながら、企業や社会がZ世代とどう向き合うべきかを考える、実践的かつ新感覚の若者論!

目次 : 第1章 若者論のウソを見破る「超」データ/ 第2章 近く、親しく、密すぎるZ家族の姿/ 第3章 令和の親は絶対的味方!?「メンター・ペアレンツ」プロファイル/ 第4章 大公開!Z家族のリアルなチャット画面/ 第5章 Z世代の上司論―なぜ若者は職場で本音を話さないのか? 金沢大学融合研究域 融合科学系教授・金間大介氏へのインタビュー/ 第6章 令和の若者がつるむ「ローリスク仲間」/ 第7章 Z世代の緊密な関係の先にある課題―若者が「外」に向かう社会へ スタンフォードオンラインハイスクール校長・星友啓氏へのインタビュー/ 終章 令和の企業が、Z家族から学ぶべきこと(研究員座談会)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    博報堂のシンクタンクが、30年前と同じ設計で実施した「若者調査」をもとに、いま20歳前後のコアZ世代とその親世代を比較分析して考察した1冊。その調査から印象と実態の違いや、とりわけ家族の密接すぎる関係性の近さや、それが幸福感や価値観の形成に大きく影響している点が浮き彫りになって、親と共通の趣味を持ち、ファッションアイテムを共有し、誕生日プレゼントをもらい続けるなど、その密接な繋がりの大きさを改めて実感しましたが、正直すれ違いも多い上の世代との違和感は、特性を正しく捉えられていないことも大きい気がしますね。

  • まゆまゆ

    19−22歳のZ世代はかつてないほど両親との関係性が緊密になっていることを紹介していく内容。30年前の若者調査と比べても若者自身の行動はあまり変化しておらず、時代とともに外部環境から受ける影響が変わっただけである。人間関係も含め何事もローリスクを第一に考えるのは社会的影響か。両親の影響を強く受け、特に母親の影響を強く受けている。しかしマザコンではない、と(笑)

  • QUiChe

    「Z世代の若者」と切り分けるのではなく、家族をひっくるめた「Z家族」括りでの分析・考察により、Z世代へのその背景を含めて理解が深まる内容で、大変参考になった。まさに私自身がZ家族であるが、昔の価値観や常識と異なる我が家の親子の関係に不満を感じながら過ごしてきた所もあるが、そこに正当性や納得感をもたらせてくれた。また、我が子たちをより理解するヒントをもらった気がする。会社での若者との関わり方は、本書を参考に少し見直していこうと思った。いや、見直していくべきと感じた。

  • kenitirokikuti

    ざっと流し読み。大型帯には押見修造による母と息子(団塊JrとZ)の絵。予想されるように『血の轍』っぽさがあるけれども本作の提示する像はそれとは異なる。いまのZ世代コア層と、その親のコア層である団塊Jr、および後者の若者だった頃の調査結果を比較している▲いまの若者と30年前の若者の性質は変わっておらず、中年はいまの若者は変わったという印象を抱くが、それは老いて変わったのは自分の方だという自覚に乏しいからだ▲反抗期の消失、盛り場的文化離れなどは、それらが20世紀半ばの流行だったという側面が強いのだろう

  • ossan12345

    少子高齢化と経済低迷が長期化する中で、ムラ的安心社会の前提が揺らいだ結果として信頼できるものが少なくなった、その行き着く先がZ家族・ローリスク仲間かなあという感じがした。不幸そうな大人たちを見れば、若者の合理的な行動がこうなるのは必然か。微笑ましい姿ながら、これでは日本のシュリンクが益々進むのではとちと心配。

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