博報堂生活総合研究所

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消齢化社会 年齢による違いが消えていく!生き方、社会、ビジネスの未来予測 インターナショナル新書

博報堂生活総合研究所

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797681291
ISBN 10 : 4797681292
Format
Books
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ハンバーグが好き」「超能力を信じる」「夫婦はどんなことがあっても離婚しない方がよいと思う」―。今、あらゆる側面で日本人の価値観や嗜好の年齢による差が小さくなっている。こうした「消齢化」が進む社会では“デモグラフィック属性”による既存のマーケティングは通用しない。ならばどうすべきか?30年に及ぶ膨大なデータが描き出す、現代日本の実像とビジネスの未来予測。未来を生きる発想転換のヒントが満載!

目次 : 第1章 消齢化の発見(思考と探索の旅へ/ 「生活定点」のグラフをよく見ると ほか)/ 第2章 消齢化の背景(消齢化の背景を考えてみよう/ 消齢化には「型」がある? ほか)/ 第3章 消齢化の未来(この先も消齢化は続く?/ コウホート分析とは? ほか)/ 第4章 有識者と考える「消齢化社会」(消齢化を多面的に考えてみよう 「世代論」から、消齢化の背景を深掘りする―大阪大学大学院人間科学研究科教授 吉川徹さん/ 「描きたい」と「読みたい」が循環する、マンガのプラットフォームへ―集英社「少年ジャンプ+」編集長 細野修平さん ほか)/ 終章 発想転換のための8つのヒント(未来に向けて、どう消齢化と向き合うか?/ 発想転換のヒント1 人口減少×消齢化で社会を捉えてみよう ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    生活者の意識や好み、価値観などについて、年齢による違いが小さくなる現象が進む消齢化社会。30年に及ぶ生活者データをもとに分析した背景や、この先日本で起きる変化の仮説などを紹介する一冊。博報堂が2年に1度実施する生活定点調査で見えてきた、年代ごとの違いが徐々に少なくなってきたという仮説。「失われた30年」をともに経験した世代、生き方の選択肢が広がりライフステージと年齢が乖離して価値観の同質化が進んだという考察、メリット・デメリットを踏まえながら、これからの未来を考える一冊はインタビューも興味深かったですね。

  • もえたく

    30年に及ぶ膨大なデータから、近年の日本は、年齢による好みや価値観の差が小さくなる「消齢化」社会になっており、その特質を前向きに捉えようと論じた新書。なんとなく感じていた事を、言葉で定義されると納得してしまう感じ。多様性の時代と言われながら、一方で年齢による嗜好の差が消えていくというのは面白い。興味深い視点だと思いました。

  • 大先生

    消齢化=生活者の意識や好み、価値観などについて、年代・年齢による違いが小さくなる現象。だそうです。例えば、今の高齢者は30年前と比較して焼肉好きだし、離婚は絶対良くないとは考えない。消齢化の背景としては、@元気なシニア増加、A年齢を気にしない人の増加、Bネットの普及、C日本経済の低迷がずっと続いていること。年齢による違いより、学歴・収入による違いの方が大きい社会になっているということですね。価値観は似ていても、身体的な老化は避けられないところであり、それを軽視している気がします。

  • はまななゆみ

    「消齢化社会」とはなるほどの観点でした。その背景も。価値観含めた各違いは年齢ではなくて各個人の趣向等の違いによってくるのかもしれません。「高齢化社会」よりも何となく希望を持てる気がしました。

  • yanapie

    ⭐️

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