キャッスル・メイド ぽにきゃんbooksライトノベルシリーズ

ポニーキャニオンの「アニメ化大賞」で奨励賞を受賞した作品。
応募された「ここが大阪ならきみは薙沢」と新しく書き下ろした「Re：鉄腕ガール」の2本立て。
イラストレーターにはTVアニメ「バディ・コンプレックス」のコミカライズを担当された緒原博綺さんが担当。

■ここが大阪ならきみは薙沢
二十四歳の顕子は寮の管理人をしている。
《能力者》で編成されている特武隊の新生者《能力に目覚めた者》用の寮の管理人。
そこに現れたのは特武隊第七小隊に所属している《能力者》である薙沢敬志。
「一週間以内に未来を変える必要がある」
そんな中、二人の前に未来から来た「時間管理局」の監視員でアンドロイドの
「ツグミ」が現れ、二人の監視をするという名目で行動を共にする事となる。


■Re:鉄腕ガール
記憶を失った堀川恵は逃げていた。
何から逃げなければいけないかはわからないが、
とにかく逃げなければという焦燥感だけが湧き上がってくる。
そこに現れた特武隊第七小隊の薙沢。新生者と認定された恵に言う。
「新生者は法に従い生活訓練を受ける義務がある。今より特武隊が君の身柄をあずかる」
力の使い方を学ぶ為、新生者《能力に目覚めた者》の寮に連れていかれる恵。
そこで管理人の平顕子、長生者の好美に出会う。