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ファッション都市論 東京・パリ・ニュ-ヨ-ク

南谷えり子著

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582852462
ISBN 10 : 4582852467
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東京はファッションの理想郷なのか。最先端で輝く3つの街を、そこに住む人々の美意識とビジネスの両面から比較し、都市の感性とは何かを明らかにした好著。図版を多数収録する。

【著者紹介】
南谷えり子 : 1950年東京都生まれ。ファッションジャーナリスト、玉川大学芸術学部非常勤講師。学習院大学、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)卒業。伊藤忠ファッションシステム・ニューヨーク駐在員、『エル・ジャポン』編集長などを経て現職

井伊あかり : 1975年富山県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程在籍。東京大学教養学部卒業。パリ第一大学美術史考古学部DEA課程修了。日本学術振興会特別研究員。服飾文化および表象文化論を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ファッションという言葉の守備範囲は衣類や...

投稿日:2021/04/16 (金)

ファッションという言葉の守備範囲は衣類や装身具だけでなく、ライフスタイルから身体感、コミュニケーションの方法から行動様式、食事の好みなど幅広い。日本人のブランドの使い方は無造作、気楽にカジュアルスタイルに取り入れている。等々、興味深かったです。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • B.J.

    ●ごった返して混乱が起これば起こるほど、ショーの熱気も話題も盛り上がるという不条理が生まれる。 開催時間が遅れるのは当たり前。定刻どうりに始まらないことが、パリコレのルール。 ●シャネルの代表作:リトル・ブラック・ドレス。 ・・・本文より

  • RYU

    ファッションと都市の関係を描く。パリではパリコレなどで創造的に流行が作られ、ニューヨークではマーケティングを通じて流行が作られる。一方で東京は、ブランドの序列や、服のコンテクストがなく、若者独自の感性で流行は作り出される。東京にはルイヴィトンを持つ若者がいる。東京という街は様々なものの歴史や文化的背景を薄めて、取り入れながら増殖し続ける。

  • ubon-ratchat

    東京の捉え方が「外」視点であることに注意せよ。そして、概論ちっくなので食い足りない部分もちらほら……。/あとがきで小林康夫の名が出てくるのは、井伊あかり(経歴読むともろに駒場組)の関係かな。

  • NARUKI

    都市ごとのファッション傾向を相対化させることで個々の特性を明らかにしていく一冊。明瞭な語り口なため概論的知識を掴むには適当かもしれない。インターネット以後さらに加速したとされている場所性と文化の乖離だが、今後の社会においても本書のような差異は、特性はどのように維持されるのか。維持されないにせよ何が失われ何が得られるのだろうか。

  • サハ

    パリはファッションを輸出するべき産業・文化としてとらえている。でも街の若者は必ずしも流行を追わない。NYは富裕層へ向けたマーケティングを通じて発達していく。東京は若者を中心にそのスタイルが発生した文脈などを無視してあらゆるものを取り入れていく。各国の歴史の長さやお国柄を反映していると思った。---(メモ)パリのひとたちが流行りでなくても年相応の素敵な服装をしているのも「歴史」かなと思った。NYの女性たちが画一的な格好をしていたのは・・なんでだろう。男性のほうがおしゃれだと思った。

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