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パンドラブレイン 亜魂島殺人(格)事件 星海社fictions

南海遊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065386514
ISBN 10 : 4065386519
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

非陳述獲得形質高次移植技術Pandora‐Brain(パンドラブレイン)。
他人の人格を上書きし、まったく別の人間にしてしまう禁忌の技術を、天才・紅澄千代(くずみ・ちよ)博士は実用化した。

名探偵・霧悠冬真(きりゆう・とうま)と連続密室殺人鬼・O(オー)の対決「亜魂島連続殺人事件」から3年後ーー茂由良伊月(もゆら・いつき)らミステリ研究会メンバーを中心とした大学生5名は、亜魂島を訪れる。過去の事件を考察する一同を島の紅澄脳科学研究所で待ち受けていたのは、密室で首を切断された死体だったーー

クローズド・サークルと化した亜魂島での過去と現在が繋がったとき、驚愕の真相が浮かび上がるーー
災厄から希望を掴み取る、孤島青春ミステリ。

【著者紹介】
南海遊 : 小説家。星海社FICTIONS新人賞受賞作『傭兵と小説家』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    人格移植技術「パンドラブレイン」が実用化した世界とは、ビリー・ミリガンを人工的に作り出せるわけか。しかも死んだはずの人が生きていたり、思わぬ人が別人格を移植されていたと判明するなど複雑怪奇の連続なのだから。これに孤島での過去と現在の密室殺人(格)事件が交互に描かれると、少しでも油断すると現在位置がわからなくなる。鏡のトリックは上手く行きすぎの感が拭えないし、孤島での連続殺人という設定に都合のいい舞台が整いすぎだ。ミステリ大大好き作者なのはわかるが、さすがに何でもありの詰め込み過ぎでカタルシスは皆無だった。

  • yukaring

    人間の記憶データを抽出、他人の人格へと上書きすることができたら…。この禁忌の技術を巡る「孤島×密室×別人格」特殊設定ミステリ。名探偵・霧悠冬真と連続密室殺人鬼・通称『O』の対決、亜魂島連続殺人から3年。大学のミステリ研究会の5名が島を訪れる。事件の舞台、極秘の研究が行われていたと言う紅澄脳科学研究所へ向かった彼らを待ち受けていたのは密室の首なし死体だった…。嵐の孤島で起こる連続殺人。謎多き過去の事件と現在が繋がった時に明かされる驚愕の真相。張り巡らされた伏線が回収されていく怒涛のラストがとても爽快な1冊。

  • 猿吉君

    クローズドサークルにSFを織り交ぜたトンデモ作品、そんなのあり!?と笑いつつ楽しく読めました。@最初の〇〇交換設定からして好き嫌い分かれそう、私はサイバーパンクとか大好きなので問題なし。A二転三転する展開で飽きません、読後感もよし。B犯人は最初から悪党でサイコ、こうでなくちゃ。C名探偵って一つの職業なんですね(笑)点数85/100→ありえない技術が前提となっていて読む人を選びますがこういう大胆な発想が面白味に繋がってると思いました。

  • 雪紫

    密室殺人鬼の人格を上書きされたのがこの中にいる?「すべてがFになる」に密室卿がいて「人格転移の殺人」や西尾さん的な状況が潜んでたら・・・こうなる(と言うか研究員の名前真賀田博士の人格から取ってるよね!)。密室こそ珍しくないけど「永劫館」が凄まじ過ぎただけで、伏線込みでこれも十分高い完成度(そしてオマージュぶりも)。事件もそうだがそれ以上に、青春ミステリとして、また青春の終わりを描いたミステリとして太鼓判を押したくなる。どっちの仲を応援すればいいのやら、と思ってる場合じゃない。

  • オフィーリア

    めちゃくちゃ好み。過去と現在が交錯する本格ミステリ。クローズド・サークルでの密室殺人というコテコテのフォーマットに、人格移植という設定が物語に新鮮な奥行きを与えてくれる。最後に訪れる、爽やかな青春の終わりと始まりの読後感が何より良い。

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