Product Details
ISBN 10 : 4344427769
Content Description
誰もが避けては通れない、
愛する人の、
そして自分の「最期」について静かな答えをくれる、
各紙誌で絶賛された現役医師のデビュー作。
2018年6月21日のNHK「ラジオ深夜便」にて紹介され、話題沸騰中!
「生とは何か。死とは何か。答えの出ない問いへの灯りのような一冊」(書評家・吉田伸子さん)
「本書を読んで何よりも私は、救われた、と感じた」(書評家・藤田香織さん)
大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷”を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎”を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、大切な医療ではないかと気づいていく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、苦しみ、逡巡しながらも、大きな決断を下す。その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか?
【著者紹介】
南杏子 : 1961年徳島県生まれ。日本女子大学卒。出版社勤務を経て、東海大医学部に学士編入し医師となる。2016年『サイレント・ブレス―看取りのカルテ』で小説家デビュー。現在、都内の終末期医療専門病院に内科医として勤務中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さてさて
読了日:2024/11/28
ゆいまある
読了日:2022/03/20
machi☺︎︎゛
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