Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ぱせり

  読了日：2023/06/09

  そんなに簡単になんでもわかるわけもなくて、たくさんの謎と空白とを携えて、主人公の前にあらわれる老人たちの姿は、どの人もそれぞれのグロテスクさや喜劇性を見せつける。だけど、そのように描かれた老人たちには、得体が知れないままに共感の気持ちが湧き上がってくる。

• 百花

  読了日：2018/07/12

  自選短編集であるが、著者の作品はたぶん全部読んできているので、おおまかに眼を通したあと、書き下ろされた「作品の履歴書」をゆっくりと読んだ。30歳で作家になり、40歳で精神を病み50歳で山歩きを始めたという著者の人生を、あらためておさらいをした。何度も読んできたような文章が、それでもまた胸を打つのは何故だろうかと自らに問う。出会えてよかったと心から思う作家なのである。

• Cell 44

  読了日：2014/08/05

  涙は出ずに泣き笑いの表情になる。

• 日の丸タック

  登山にもストイックに向き合う。

• そら

  読了日：2016/02/25

  四半世紀以上前に読みハマった南木佳士を、ここ最近再読している。この文体、雰囲気、、、いろいろ本を読んできた中で一番好きな作家かもしれない。

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