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熊楠と猫

南方熊楠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907986360
ISBN 10 : 490798636X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生誕150年を経て、いまも話題がつきない稀代の人類学者、南方熊楠。青春時代の海外留学中から最晩年まで、彼のそばにはつねに猫の影が―。そんな「熊と猫」の関係をめぐって、直筆のイラスト、猫についての論考、猫を詠んだ俳句、友人に宛てた書簡などを断簡零墨まで集めた、猫の目を通して熊楠のことがわかる、見ても読んでも楽しい1冊。新発掘資料・年表・ブックガイドも収録。

目次 : 第1章 南方熊楠ってどんな人?/ 第2章 熊楠と猫のエピソード/ 第3章 熊楠の猫の絵/ 第4章 熊楠の猫の俳句/ 第5章 南方邸と周辺の猫たち/ 第6章 南方家のペットと猫たち/ 第7章 猫に関する論考/ 第8章 現代語訳「猫一疋の力に憑って大富となりし人の話」/ 第9章 熊楠の猫論考三点(付・現代語訳)/ 第10章 論考を読み解くための猫知識/ 第11章 ブックガイド熊楠と猫についてもっと知ろう!

【著者紹介】
南方熊楠 : 1867年、紀伊国(現在の和歌山県)に生まれ、1941年に同地にて没する。在野の民俗学者、博物学者、生物学者として知られる

杉山和也 : 1983年、千葉県に生まれる。青山学院大学大学院博士後期課程在学中

志村真幸 : 1977年、神奈川県に生まれる。慶應義塾大学非常勤講師

岸本昌也 : 1965年、埼玉県に生まれる。白百合女子大学非常勤講師

伊藤慎吾 : 1972年、埼玉県に生まれる。国際日本文化研究センター・客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タカラ〜ム

    南方熊楠というと、菌類や粘菌などの研究者であり新種を発見するなど世界的にも評価された偉人ということで知っていた程度だったのですが、いろいろなエピソードを知ってみると博覧強記の天才であるとともに、様々な奇行で知られる変人でもあるのだとわかります。そんな熊楠は、猫が好きで日記や書簡に猫のことをたくさん書き残しているとのこと。その熊楠と猫のことを記しているのが本書です。人物研究書になるのでしょうが、そんなに堅苦しい内容にはなってなくて、とても読みやすく面白いです。熊楠ファンにも猫好きにもオススメです。

  • rinakko

    熊楠の描いた猫の絵、味があって可愛い。

  • SOLVEIG

    思ってたより読みやすかった。熊楠の描く猫の絵がなんともほっこりする。一連の『ホイッティングトンの猫』の話はどこか「わらしべ長者」+「長靴をはいた猫」を思わせるところもあるな――などと思ったりも。ざっと飛ばし読みしかしてない「十二支考」をちゃんと読み直したくなってきた。

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