Product Details
ISBN 10 : 4623084701
Content Description
世界をつなぐ重要な担い手、「情報」。本書では、印刷術発明以前の「写本」「世界図」「人物図」にはじまり、「書籍」「新聞」「雑誌」など印刷物による伝達手段を経て、さらに一九世紀以降のマスメディアの展開として、「電信」「映画」「テレビ」「インターネット」を取り上げる。それぞれの媒体がいかにして情報を伝え、世界をつなぎ、どのような世界史像を生み出したのかを検討するとともに、どのように世界の一体化を促進し、世界史に新たな問題をもたらしたのかについても読み解く。
目次 : 序論 情報がつくる世界史/ 第1部 文字と図による伝達(写本が伝える世界認識/ 世界図はめぐる)/ 第2部 印刷物による伝達(書籍がつなぐ世界―『千一夜物語』/ 近代的新聞の可能性と拘束性―日露戦争の時代における新聞のメディア的変容/ イギリスのイラスト紙・誌が見せた一九世紀の世界 ほか)/ 第3部 信号・音声・映像による伝達(海底ケーブルと情報覇権/ アメリカの政府広報映画が描いた冷戦世界―医療保健援助船「ホープ号」をめぐって/ サイゴンの最も長い日―ヴェトナム戦争とメディア ほか)
【著者紹介】
南塚信吾 : 1942年生まれ。1970年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1967年国際学修士(東京大学)。現在、NPO歴史文化交流フォーラム付属世界史研究所所長、千葉大学・法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2023/06/22
Go Extreme
読了日:2021/10/19
志村真幸
読了日:2021/07/23
しいかあ
読了日:2024/07/19
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