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ISBN 10 : 4000283847
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明治国家はどのようにして作られたのだろうか。軍制や学制、国家と国境の概念、外交と条約の概念、選挙と議会制を含む憲法の理念、ネイションとナショナリズム、植民地分割の論理、植民地支配の方式…諸地域間の関係と相互作用の中で形成される「世界史の傾向」が、日本の諸条件にあわせて土着化してゆく歴史を描き出す。
目次 : プロローグ―「連動」する世界史/ 第1章 変革の時代―世界史の中の幕末・維新(アヘン戦争とヨーロッパの「改革」―緊張はアジアへ/ ヨーロッパの「一八四八年革命」とアジア―緊張はヨーロッパへ/ クリミア戦争とその裏側のアジア―緊張はクリミアへ/ 「アジアの大反乱」とその影響―緊張はアジアへ/ ヨーロッパにおける「国民国家」形成とその影響―緊張はヨーロッパへ)/ 第2章 「国民国家」の時代―世界史の中の明治国家(ビスマルクの「平和」とアジアの「一八七五年」―緊張はアジアへ/ 露土戦争と「ベルリン条約体制」―緊張は中央アジアとアフリカへ/ 「西アフリカ」から清仏戦争へ―緊張はアジアへ/ 「アフリカ大反乱」とアジア―緊張はアフリカへ)/ 第3章 帝国主義の時代―世界史の中の日清・日露戦争(ヨーロッパの「均衡」から日清戦争へ―緊張はアジアへ/ 南アフリカ戦争から義和団戦争まで―緊張はアフリカから東アジアへ/ ドイツの中東進出と英仏協商―緊張は中東へ/ 日露戦争の世界―緊張は東アジアへ/ ドイツの挑戦と英露協商―緊張は中東へ/ 二つの「併合」―緊張はバルカンへ)/ エピローグ―「土着化」する世界史
【著者紹介】
南塚信吾 : 1942年生まれ。1970年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。ハンガリー史、国際関係史。現在、NPO歴史文化交流フォーラム付属世界史研究所所長、千葉大学・法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
読了日:2021/04/24
yamatoshiuruhashi
読了日:2020/10/16
サアベドラ
読了日:2019/06/04
coolflat
読了日:2020/06/25
かんがく
読了日:2019/10/12
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