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シルバーブレット メディカルドクター・黒崎恭司と弁理士・大鳳未来 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

南原詠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299060617
ISBN 10 : 429906061X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

「期限は薬が切れるまでの2週間!」急速に進行し死亡率が高い難病、FJAP(家族性若年型アミロイドーシス)の特効薬を開発した創薬ベンチャー。社長の國広は、小学生の息子がFJAPを患っており薬が欠かせない。しかし大手製薬会社3社から、特効薬の特許侵害のため、製造中止を求める警告書が届く。國広は弁理士・大鳳未来に頼るが、罠にはまり‥‥。『このミス』大賞受賞作家最新刊。

【著者紹介】
南原詠 : 1980年生まれ、東京都目黒区出身。東京工業大学大学院修士課程修了。元エンジニア。現在は企業内弁理士として勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、『特許やぶりの女王弁理士・大鳳未来』で2022年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • papako

    またまたはらはらした!今回は人の命が関わる薬に関するお話。契約してるからって、製造してる工場の人の対応が塩すぎてはらはら。今回の敵のやり方は非道だ。自分の実績のために、難病の患者の命を犠牲にしようとした。しかも難病を研究する医学の教授が!黒崎がそこまで研究室に固執するのはなんでだろと思ったら、そんな爆弾が隠れていた。ほんと光太が退院できてよかった。篠原製薬が薬作ってくれててよかった。未来たちの過去のお話、そのうち読めるのかしらね。

  • よっち

    難病FJAPの特効薬を開発した創薬ベンチャーの元に届いた、大手製薬会社3社から特効薬の特許権侵害を理由に製造中止を求める警告書。社長の國広は弁理士・大鳳未来に頼る第3弾。なぜ患者数も多くない零細ベンチャーの特効薬に特許侵害の警告書が届いたのか。未来の策は裏目に出てしまい、さらに窮地に陥ってしまう展開で、薬を与えられず患者の難病の悪化してしまう期限が刻一刻と迫る中、意外な共通点として浮かび上がってくるメディカルドクター黒崎の因縁があって、執念で活路を見出して真相にたどり着いてみせた未来の執念は流石でしたね。

  • えみちゃん

    密かに気に入っている弁理士・大鳳未来シリーズ第3弾です。私としたことが危うく見落とすところでした。^^;💦笑っ。さてっ、今回は進行性の難病・FJAPの特効薬を開発したベンチャー企業に大手製薬会社3社から特許侵害を理由に特効薬の製造中止を求める警告文が届きます。その窮地を救うべく未来は奔走することになるのですが・・。難病とはいうものの罹患している患者数が少ない薬に対して大手3社が同時に特許侵害を訴えるなんてものすごい違和感。にわか仕込みの薬学知識を基に抜け道を探す未来の執念はあいかわらずすごい。起死回生の

  • いなばさくら

    長編リーガルミステリの第3作。前2作は単行本だったので発行に気づくのが遅れてしまった。リーガルと言っても弁理士が主役の小説はこのシリーズしか知らないです。字面から便利屋さんと間違われそうやしね。過去作同様、わたしはかなり好きな内容でした。キーマンの一人の言動がちょっと不自然かなとは思いましたが。世間的な評価は知らないですが、わたしの中では前年のこのミス大賞受賞作家の新川帆立さんとほぼ同じレベルの満足感を得られる作家さんです。もう1作新作があるようなので、可及的速やかに読むことにします。

  • TAKA

    絶体絶命のピンチをひっくり返す未来のかっこ良さが魅力的なシリーズの最新作。相手とどう戦っていくのかワクワクしながら読み進めた。けど、今作はラストが強引過ぎる気がする。悪くはないんだけど、これまでの作品に比べるともう少しって感じがする。でもまた次も期待して待ちたいシリーズではある。

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