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ドーナツの歩道橋 Teens' Best Selections

升井純子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591166024
ISBN 10 : 4591166023
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新しい学校と友だち、介護が必要な家族のこと―高校一年生の麦菜の心ゆれる毎日をみずみずしく描く。「同級生にすすめたい本」と中・高校生が語る、現在のわたし、明日のわたしの物語。

【著者紹介】
升井純子 : 1957年、北海道札幌市に生まれる。北海道教育大学卒業。小学校教諭をつとめたのち、童話・児童文学を書きはじめる。1991年、「爪の中の魚」で第1回ぶんけい創作児童文学賞佳作を受賞。2010年、「空打ちブルース」で第51回講談社児童文学新人賞受賞。日本児童文学者協会会員。「季節風」「まほうのえんぴつ」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 美紀ちゃん

    ヤングケアラーの話。 おばあちゃんは、要介護2。 介護は五感を破壊することばかり。 力もいるし、精神力も必要だと思った。 高校生の麦菜は、パン屋を営む両親を助けるために、おばあちゃんの世話もする。 辛い話ではないのに、驚くことばかり。 介護の大変さがよくわかる。 読書から、日本の問題の多さがわかる。 (昨日読んだ本には、海洋汚染プラスチック問題が、その前に読んだ本「イーブン」には女性の差別問題が!) そして超高齢化問題。どうするんだ日本!

  • れっつ

    ヤングケアラー:「要介護者の家族を、大人同様の責任を引き受けて介護している18歳未満の子ども」の呼び名。中学生の麦菜にもともに暮らす祖母がいて、母とともに日々お世話をしているが、祖母の認知症が進み、衝撃的な出来事の連続に戸惑う麦菜だが、クラスメイトの千秋(チャキ)の明るさや機転に救われる。大変な状況から再び前を向けるのは、話を聞いてくれ、寄り添い、ともに居てくれる有難い友の存在。爽やかであたたかい読後感だった。それにしても最近のYA文学は、子どもにのしかかる現実的な生きづらさがテーマの本が多いと感じる。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    第47回青少年読書感想文コンクール 北海道指定課題図書 中学生 読み聞かせの交流会で教えてもらった本。高校1年生の女の子のゆれる気持ち。三世代同居の中、祖母の介護をしなければならない彼女。純粋に?高校生ライフを楽しめない彼女の葛藤。人を好きでいたり時には嫌ったりする感情は分かるが、彼女のような現状を自分が同世代なら考えられないだろうな。

  • くぅたん

    蔵書。ヤングケアラー予備軍。おばあちゃんと一緒に暮らすようになり、何でも出来た大好きだったおばあちゃんの老いを感じ、家族でケアする想い。同じような家庭がたくさんあり、今後も増えていくだろう。

  • エル

    ヤングケアラーの女子高生。認知症になり、介護に手がかかる祖母にキツく当たるのも分かる。辛いよね。そして祖母の気持ちも。周りに迷惑をかけて生きる辛さが。便をして周りが迷惑するなら食べないと言ったその言葉が重たい。それでも若い子にこの本を読んでほしい。自分たちが行く道の先には老いがあるのだから。老いることで自分が自分でなくなっていく恐怖や辛さ、周りに対する申し訳なさを若い子にも知っておいてもらいたいなあ。まあ介護は綺麗事では済まされないのだが、主人公のように後悔しないようにしてほしい。

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