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おれは一万石 23 西国の宝船 双葉文庫

千野隆司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575671391
ISBN 10 : 4575671398
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

浦川や正棠たちの企てを打ち破り、無事高岡藩主の座に就いた正紀。
決意も新たに藩内の改革を推し進めるべく、人事に着手するのだが、能力を重視する方針を打ち出したことで、その処遇を巡って不満を持つ者が出るなど、思わぬ軋轢が生じてくる。
人心掌握の難しさに直面した正紀は、難局を乗り切ることができるのか──!? 
大人気時代シリーズ第23弾!

【ページ数】
264


【著者紹介】
千野隆司 : 1951年東京生まれ。國學院大學文学部卒。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。本シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • はにこ

    やっと藩主になった正紀だが相変わらず金策に苦しむ。何だかんだ周りに支えられている正紀。実直なキャラクターで可愛がられているのだろう。塩販売に目をつけて乗り出すがやっぱりすんなり行かない。敵と金策に苦しむ。また、人事も難しいものだなとも思った。何とか心も一つになってめでたしめでたし。

  • ひさか

    2022年12月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ23作目。正国の跡を継いだ正紀の立て直し第一弾は塩の取り扱い。今回も正紀を良く思わない勢力とそれに結託する者たちとのせめぎ合いか大きなテーマだか、家中をうまく掌握していくという難しい局面もあり、どーなる感たっぷりに読ませる。良い方向へ進み落着するも、次の展開が気になります。

  • qoop

    シリーズ23冊目。ほぼ江戸のみで物語が進む本巻。藩内の諍いが眼目である点、新レギュラーになりそうな人物に焦点を当てる必要がある点などの理由はあるものの、与力・山野辺が登場しないのは初めてではないだろうか。他の登場人物が育ってきたから、とも云えるが、今まで便利なお助けキャラクターとして使われてきただけ、状況が違えば変えが効くのかも知れない。

  • 高橋 (犬塚)裕道

    星2.5。面白いが相変わらず強引な展開。一寸悪ノリしすぎではないか?

  • Abercrombie

    人事に不満な藩士をなだめようと、禄米二割の借り上げ解消を図る新藩主の主人公。でも、その財源確保の策が下り塩の仲買ときたもんだ。金策、売り先探し、本家の妨害の排除と、やっぱりいつも通りの展開でうんざり。敵を捕らえられるようになっただけ、ましになってはきたんだろうけど。

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