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おれは一万石 二十八 銘茶の行方 双葉文庫

千野隆司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575671933
ISBN 10 : 4575671932
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

先代正国の逝去という悲しみから一転、正紀の近習植村の嫁取り、待望の世継ぎ誕生と、慶事が続いた高岡藩井上家。藩の財政状況も徐々に改善しつつあり、藩政改革にますます意気軒昂たる正紀たちだが、正紀との間に遺恨がある本家の浜松藩井上家江戸家老浦川の画策により、思わぬ窮地に立たされることになる──。大人気シリーズ第28弾!

【著者紹介】
千野隆司 : 1951年東京生まれ。國學院大學文学部卒。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。本シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はにこ

    今度は銘茶と米の強盗にあってしまう。正広達を貶めようとしている証を探す。植村が妻を娶って、守るものができたのが素敵ね。今回は気合も違った。正森爺さんは本当に元気ねぇ。以前よりさらに協力的になってて心強い。本星を捕えることができなかったからまだまだ本当の決着はつかないね。

  • ひさか

    2024年3月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ28作目。公義の触、消えた荷、家老の謀、切腹の声、古河城下、追う小舟、の5章。またまたまた謀に巻き込まれた正紀。先々代の藩主正森も合力してくれる。植村の切腹も回避して、ぎりぎりでの事件解決にほっとしました。これもうパターンなんですが、毎回、毎回ほっとできて満足です。

  • hiyu

    こうこう災難続きだと正紀に同情を禁じ得ないが、ラストほっとするだけでなく、一つの幸せの形を喜んでいる正紀に君主よりも親心を感じてしまった。

  • Abercrombie

    川で荷を奪われ、悪役共に責任を問われ、苦難の探索の末、荷を取り戻すという、シリーズ初期に戻ったかのような、ストレスの溜まる話。トカゲのしっぽ切りで終わり、スッキリしない結末なのもその頃のまま。

  • goodchoice

    このシリーズも28作目となり、ややマンネリの感がある。少し違った展開が欲しい。

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