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おれは一万石 三二 後嗣の祠 双葉文庫

千野隆司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575672374
ISBN 10 : 4575672378
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

高岡藩井上家待望の嫡子である清三郎が病のため身罷った。正紀夫妻の悲しみは深く、とりわけ京の嘆きぶりを慮った勘定頭の井尻の提案で、亀戸の下屋敷に鎮魂のための祠が建てられる。世継ぎを失った悲しみを乗り越え、必死に前に進もうとする正紀たちであったが、廻漕河岸場方の杉尾と橋本に、思わぬ殺しの疑いがかかり──。大人気シリーズ第32弾!

【著者紹介】
千野隆司 : 1951年東京生まれ。國學院大學文学部卒。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。本シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はにこ

    清三郎、身体弱かったもんねぇ。可哀想に。高岡藩は代々男児に縁がないんだね。今回は珍しくお金の工面の話じゃなかったね。高岡藩を派閥からの引き剥がしにかかる定信たち。そのやり方の汚さよ。ずっとターゲットにされていて不憫だわ。傷心の京、祠が少しでも癒しになると良いね。

  • ひさか

    2025年3月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ32作目。早世の子、残した名、接待の客、恨みの祠、引き離し、証言変え、の章で構成。やはり、悪さを仕掛けられるのだが、生まれたての長男が亡くなったところを狙うのは、卑劣の極み。悲しむ京が不憫だ。という、こちらの心にかかるところを突いてくる筋立てはさすが。。

  • hiyu

    当時の背景ではあり得る事情から始まった。それにしてもこういう悪意は本の中であっても嫌だな。

  • Abercrombie

    世子を失った高岡藩に、本家浜松藩、老中松平信明の吉田藩、時期老中を狙う太田資愛の掛川藩が手の込んだ策謀を仕掛ける。政敵の尾張一門とは云え、たかが一万石の小名にここまでするかねぇ。金策パートはないけど、いつも通りストレスの溜まるイライラする話なのは変わりない。

  • goodchoice

    嫡子の清三郎を失った正紀に、跡継ぎとを送り込もうとする敵対の勢力に苦労させられる。大名はいろいろ大変だ。

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