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東京マッハ 俳句を選んで、推して、語り合う

千野帽子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794972873
ISBN 10 : 4794972873
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東京マッハは俳句を作らなくても、誰でも参加できる公開句会。「俳句って難しそう…」「句会ってなに?」「素人でも句会を楽しめるの?」そんな尻込み一切必要なし!誤読・脱線…なんでもあり!!俳句、そして言葉についてとことん考えをめぐらせる大人気公開句会、待望の書籍化。

目次 : vol.1「水撒いてすいか畑にいて四人」―@アップリンク渋谷/ vol.4「帰したくなくて夜店の燃えさうな」―@ロフトプラスワン ゲスト=池田澄子、川上弘美/ vol.10「君と僕と新宿春の俳句まつり」―@風林会館 ゲスト=西加奈子/ vol.12「0012女王陛下の飛騨マッハ」―@高山市民文化会館 ゲスト=藤野可織/ vol.14「そして夏そして浅草男祭」―@浅草東洋館 ゲスト=穂村弘/ vol.17 大東京マッハ「窓からの家出を花のせいにする」―@紀伊國屋サザンシアター ゲスト=池田澄子、村田沙耶香/ vol.18「想像の月まぶしくて目をあける」―@ルオムの森 ゲスト=谷川俊太郎/ vol.27「梅雨晴のすいか畑の十年後」―@オンライン ゲスト=最果タヒ

【著者紹介】
千野帽子 : 日曜文筆家。女性誌・文芸誌・新聞などにエッセイ、書評を寄稿

長嶋有 : 小説家、俳人。「猛スピードで母は」で芥川賞(文春文庫)。『夕子ちゃんの近道』(講談社文庫)で大江健三郎賞、『三の隣は五号室』(中央公論新社)で谷崎潤一郎賞を受賞

堀本裕樹 : 俳人。俳句結社「蒼海」主宰。二松学舎大学非常勤講師。2016年度、2019年度「NHK俳句」選者。著書多数

米光一成 : ゲーム作家。儀式デザイナー。デジタルハリウッド大学教授。デジタルからアナログまで幅広くゲーム作品を企画監督する。最近は、儀式デザインも行い「記憶交換ノ儀式」で儀式長を110回以上つとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アマニョッキ

    知る人ぞ知る東京マッハの10年をまとめた1冊。北九州マッハのときに読友さん達と観覧に行き、永遠のNO.1長嶋有さんに初めてお会いして号泣したのはよい思い出。この本、贔屓目なしにまじでめちゃくちゃ面白いんです。なんせ毎回のゲストが豪華!谷川俊太郎さん、川上弘美さん、ほむほむ、最果タヒさん、藤野可織さん…そして池田澄子さんと村田沙耶香嬢が同じステージにいる奇跡!読書好きなら垂涎のビッグネームばかりでしょ?その皆さんが俳句を作り、選句をし、評を述べるんですよ…たまらん!面白すぎる!(コメへ続く)

  • かふ

     千野帽子氏らが公開句会「東京マッハ」を書籍化したもの。句会の楽しさを伝えているとは思う。ただここに登場する方々はプロだから俳句のレベルが高くて最初は良さがなかなかわからないと思う。東京マッハも内輪と言えば内輪なんだが、句会の楽しさは伝えている。むしろ俳句というよりも句会の楽しさだった。ただそういう仲間を見いだせない者も、俳句は座の文学という中に人間関係もあるということを知るだろう。それぞれのゲストによって面白さは違うのだが詩人の谷川俊太郎の会は斬新だった。俳句と谷川の詩の違いを見せつけられた。

  • おおにし

    長島有さんの本で東京マッハという公開句会のことを知ったので読んでみた。句会に参加してわかったことだが、自分の拙い俳句を披露する辛さ以上に、選句をするための鑑賞力が自分には無いことの方がより辛いのだ。そんな私はこの句会紙上ライブが大変勉強になった。読後、私の鑑賞力は若干向上した気がするが、今度は登場する秀句の多さに、私の句の凡庸さが際立ってきてしまった。ヤレヤレ... 特典として晶文社サイトから、出演者の句が印刷された選句用紙がD/Lできるので、これを印刷し自ら選句してから本書を読むと10倍楽しめると思う。

  • 緋莢

    タイトルにもなっている「東京マッハ」は、俳句を作らなくても誰でも参加できる公開句会で<俳句は短いんじゃない。俳句は速いのだ>という千野帽子のスローガンが名前の由来になっているそうです。2011年から始まり、2021年まで29回開催された中から、8回分を収録した本。参加者が特選、並選、逆選を選び、それを公表してあれこれ言い合う様が読みどころなのです。池田澄子と村田沙耶香がゲストだった 17回の、「胸に入る空気 春です春ですと」に対して(続く

  • mawaji

    公開ライブ句会「東京マッハ」、いつか行ってみたいと思いながらコロナ禍でますます遠ざかってしまいそうだったところに書籍化された本書、会場の臨場感を想像しながら読みました。俳人はもとより小説家、歌人、詩人など多彩なゲストを交えたバトルはとてもおもしろくも興味深く感じられました。さすがに言葉のエキスパートたちの鋭い鑑賞力はひと味もふた味も違うのだ。千野帽子「俳句入門」も読もうと読メに登録しようとしたら10年前に既読だった事実を知り愕然としつつ読了。俳句は「挨拶」「滑稽」「即興」。夏服や切手買えたと女の子 長嶋有

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