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短歌は最強アイテム 高校生活の悩みに効きます 岩波ジュニア新書

千葉聡 (歌人)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005008636
ISBN 10 : 4005008631
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
千葉聡 ,  

Content Description

「ちばさと」の愛称で親しまれる国語科の熱血教師で、歌人でもある著者が、短歌を通じて学校生活の様子や揺れ動く生徒たちの心模様を描く青春短歌エッセイ。友情、恋、部活といった現在進行形の高校生のリアルに寄り添いながら、「小さな黒板」の歌に「いろいろあるけど大丈夫!前を向いていこうぜ!」の思いを込めてエールを送る。

目次 : 第1章 正義の天使とつきあう方法―教員歌人「ちばさと」の日常/ 第2章 大冒険が始まる―小さな黒板を手に入れて/ 第3章 みんな旅の途中―クラスは大きな船/ 第4章 好きな呼び方で友だちを呼ぼう―人間関係を深めるには/ 第5章 「友情」と「恋愛」は永遠の練習問題―どちらにも正解はありません/ 第6章 いちばんの味方、いちばんの敵―親と出会い直す/ 第7章 ステージは薄暗がりの中―部活は光と影に彩られて

【著者紹介】
千葉聡 : 1968年神奈川県に生まれる。東京学芸大学教育学部卒業。國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了、博士課程後期単位取得退学。歌人集団「かばん」に入会した97年、本格的に短歌を詠み始める。98年、第41回短歌研究新人賞を受賞。エッセイや小説も発表している。横浜市立桜丘高等学校教諭。國學院大學文学部兼任講師。名桜大学校歌を作曲するなど音楽活動も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はじめさん

    歌人であると同時に、国語科の教職員である著者が綴る、生徒らとの関わり。その心情や状況にリンクした、過去の名歌や現代短歌と、様々な短歌が挿入される。もちろん著者が詠んだものもあるよ。/ あんまり高校時代とか楽しかったとは言えないけれど、こんな先生いればちっと変わったかな。「いま」の状況でアゲインすればもっと勉強がんばったり、金曜日の読書会立ち上げたり、将棋部作ったりとか色々できたかもしれない。/ ニラレバにすれば良かったと隣人の皿ながめて焼きそばすする / 雨音とカエルの合唱に重なるダム放流のサイレン /

  • サラダボウル

    良本!県立高校先生であり歌人、「後ろ姿は学生」のチバサトは小柄で穏やか、熱血正義感強し。新任校への赴任後は試行錯誤もあるが「世の中大変でない事は何もない。誠実に努力するだけだ!」チバサトは皆と前へ進む。途中、大丈夫?本音ダダ漏れすぎじゃない?と心配になるが、さすがちゃんとコントロールしながらの執筆。生徒達とも互いの本音が見えてきて。クラスは船。でも苦しい時は隣りの船に手を振っていい。先生のご家族の介護の話もあり。小さな黒板の毎日の短歌がいい。 グラウンドの向こうのビルのもっと向こう 君の見ていた空から風が

  • 瀧ながれ

    この本によると短歌は、「高校生活の悩み」よりも先生の生活の悩みに効いている気がするのです。もうちょっと短歌と高校生とのつながりを見たかったです。毎日ちいさな黒板に短歌が書いてあるのは、ちょっとした楽しみになりそうで、いいなあ。でも連絡用の黒板は別に用意できたんでしょうか。ちばさと先生のちょっとうっかり具合にひやひやします。

  • みんく

    Twitterでの変態歌人のところ!めっちゃおもしろかったー。そこに夕日が迫るんかい!「自分の気持ちをまっすぐに口に出せる子は、必ず成長する」。ちばさとこそが、気持ちをまっすぐに口に出せる先生だ。短歌でも学校生活でも。現代短歌はまっすぐで、とっても魅力的。俵万智さんの歌はやっぱ好きだなー。それぞれの歌に説明がないところも、想像しながら読めて、良かった。

  • ぱぴい

    今まで読んだ本のなかで、短歌が一番身近に感じられた。高校で教師をやりながら感じる筆者の思いや、学校での出来事の途中に、関連した短歌を挟んでくれている。現代の歌人で知っているのは俵万智ぐらいだったので、他の歌人の歌も読んでみたくなった。 短歌は敷居が高い、そんなイメージが変わった一冊。

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