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ISBN 10 : 4022735937
Content Description
寒さに肩をすぼめて迎える「新春」。梅雨の最中の「七夕」は天の川が見えない。「菊の節供」には汗だくで邪気払い…。明治五年の改暦で生じることになった季節の移ろいと日本人の暮らしの「ずれ」。忘れられた日本の豊かな四季の風情を江戸の昔の「旧暦」で思い出す。
目次 : 第1章 暦を知れば、日本がわかる(旧暦は太陰太陽暦、新暦は太陽暦/ 二十四節気は太陽の動きから計算される ほか)/ 第2章 大きなずれを生んだ新暦行事(旧暦の春は一・二・三月/ 「五節供」は将軍家の大切な行事だった ほか)/ 第3章 それでも残った旧暦行事(西行忌が旧暦で行われる理由/ 旧暦で行われる沖縄のお盆行事 ほか)/ 第4章 浮世絵に見る旧暦行事(旧暦七月二六日の「二十六夜待ち」はどんちゃん騒ぎ/ リアルな鯉のぼりが翻った「端午の節供」 ほか)/ 第5章 文学や芸能に見る旧暦(旧暦の感覚で『万葉集』を読んでみる/ 河竹黙阿弥『三人吉三』の名台詞は春の象徴 ほか)
【著者紹介】
千葉望 : 1957年岩手県生まれ。真宗大谷派の寺の子として育つ。早稲田大学文学部日本文学専修卒業。佛教大学大学院修了(仏教文化専攻)。ノンフィクション・ライターとして、日本の伝統文化やクラシック音楽、現代美術などの世界で活躍する人々を追いかけるほか、「陰暦」に代表される自然と人との調和に興味を持った発言も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ソノダケン
読了日:2015/02/07
さつき
読了日:2015/02/26
小林洋介
読了日:2015/01/20
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