Books

胃が合うふたり 新潮文庫

千早茜

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101203836
ISBN 10 : 4101203830
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

好きに食べて、好きに生きる――。茶をこよなく愛する記録魔の作家千早茜。季節を問わずかき氷を食べまくるストリッパーの元書店員新井見枝香。気が合う以上に「胃が合う」ふたりが集えば、とびきりの美味追求がはじまる。銀座のパフェ、芦原温泉のにごり酒、京都の生湯葉かけご飯、神保町の上海蟹。果てなきおいしさと人生の岐路を描く往復エッセイ。文庫版で番外編50ページ分を新たに収録。

【著者紹介】
千早茜 : 1979(昭和54)年、北海道生れ。立命館大学卒業。2008(平成20)年、『魚神』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。’09年、同作にて泉鏡花文学賞、’13年『あとかた』で島清恋愛文学賞、’21(令和3)年、『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、’23年『しろがねの葉』で直木賞を受賞

新井見枝香 : 1980(昭和55)年、東京生れ。三省堂書店、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEに勤務し、ひとりで選出する文学賞「新井賞」を創設、年に2度、第13回まで実施し多くの書籍を販売した。2020(令和2)年からはストリップの踊り子として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • coolgang1957

    「仲良きことは美しきかな」(実篤)ってとこやね😆食べてる時は集中して会話がなくても、1人でどっか行っちゃっても、自由でも🤣しかしまた健啖家でした、2人とも。パフェは0.5人前でボクは充分です。あー顔パックしたままのスマホライトで照らされたゾンビな寝姿を想像してしまった🤣

  • アンジー

    食べ物の好みが合う友達がいると人生が楽しいだろうな〜と思う。千早さんの文章が好きで御著書を時々読んでいますが、本書は私のイメージする千早さんとはかなり違っていた。23年の直木賞受賞式で黒ドレスのスレンダーな千早さんを目にしていたので、美味しいものを好きなだけ食べるイメージが全くなかった。だってスレンダーなんだもん!この本は千早さんと新井さん(元書店員で現在はストリッパー)が一緒に食べたものを語るエッセイだが、別々に執筆されているので、食べた料理は一緒でも、感じることや思いが違っているのが面白かった。

  • あんこ

    ようやく読めました!千早さんは小説も好きですが、食べ物の話も好きだし、Twitterのお菓子の写真(そしてT嬢の話)も好きだし…と割と軽い気持ちで読み始めました。最初はこの二人の往復書簡的やりとりとそのフラットな関係性がなんだかおかしくてにこにこで読み進められるかと思ったら、裏切られました(好きな方向の裏切り)。後半は二人それぞれの言葉がよりダイレクトに伝わってきた気がします。この二人の関係性、あまりにも羨ましいかもしれない。特に好きだったのは、コロナ禍の話と千早さんの昔の友人の話。

  • 播州(markU)

    先攻・新井どん、後攻・ちはやんで描写される食にまつわるエッセイ。ストリップ劇場編とか、スーパー銭湯編とか…読み終わって気付く。食にまつわるエッセイではなくて食にかこつけたバディーものだな。というかドキュメンタリーかもしれない。人生の岐路に立ち、その選択を読んでいく。住む場所を変え、職(?)を変え、二人の関係性も変わっていく。程よい距離感なのだが、確実に近づいていく。友情と書いたら嫌がられるかもしれないけれど、彼女たちの友情がすこしでも長く続いてほしい。

  • ユメ

    作家の千早茜さんと、元書店員で踊り子の新井見枝香さんが、二人で食べに行ったものについて綴る往復エッセイ。気が合う以上に「胃が合う」二人の自由な食べっぷりが、読んでいて気持ちいい。私には気の合う友人はいても、ここまで「胃が合う」相手はいたことがないなと、二人の友情の形が羨ましくなる。「銀座パフェめぐり編」を読んで、かつて友人と同じく銀座で食べた資生堂パーラーの苺パフェを思い出した。美味しいものを分かち合った記憶はかけがえのないものだ。「神様の国の食べ物みたい」だという〈薔薇と林檎の湯圓〉、私も食べてみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items