Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784004316312
ISBN 10 : 4004316316
ISBN 10 : 4004316316
Format
:
Books
Release Date
:
November/2016
Content Description
結局のところ、人間とはわからないものである。しかし、それでもなお、人間とはわかるものである―。漱石の作品はわれわれにそう語りかけているのかも知れない。深い孤独と明暗を心にかかえ、小説という仮構を通して人間なるものを追究する。作家・夏目漱石(慶応三年‐大正五年)の生涯をえがく評伝。
目次 : 不安定な育ち/ 子規との交友/ 松山と熊本/ ロンドンの孤独/ 作家への道/ 小説記者となる/ 『三四郎』まで/ 『それから』の前後/ 修善寺の大患/ 講演の旅に出る/ 心の奥底を探る/ 生きている過去/ 『道草』から『明暗』へ/ 明暗のかなた/ 晩年の漱石とその周辺
【著者紹介】
十川信介 : 1936年北海道生まれ。1966年京都大学大学院博士課程修了。現在、学習院大学名誉教授、日本近代文学館顧問。専攻は近代日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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