Product Details
ISBN 10 : 4621053906
Content Description
待ったなしの少子高齢化社会。医療分野においては、担い手の過大な負担に直結。これまでと同規模、同質の医療サービスの提供は非常に困難となりつつあります。そのため、AIを医療分野に応用し、サービス水準を維持、さらには向上させる試みが、我が国だけでなく世界各所にて行われています。そしてそのために重要なのが研究プラットフォームの整備、運用です。本書では、AIの歴史を繙き、我が国の研究プラットフォームについて解説。現在までの成果、医療AIの課題と解決へ向けた研究動向を紹介します。
目次 : 第1章 AIは医療分野の頼もしい助っ人になる(ビッグデータを活用した医療AIへ高まる期待/ 未来の医療現場でAIはどんな役割を果たすの? ほか)/ 第2章 医療AIのカギは画像認識が握る(AIの歴史と画像認識/ 画像認識に求められるさまざまな役割)/ 第3章 NIIの医療ビッグデータ研究センターの挑戦(AIによる医療診断には大量のデータが不可欠/ データをただ集めただけでは解析には使えない ほか)/ 第4章 個人情報保護法と医療データのややこしさを超えて(特別寄稿・佐藤一郎)(医療データ管理の目標は、「漏らさず」「使う」こと/ 個人情報の塊である医療情報の特殊性 ほか)/ 第5章 未来の医療に向けて(特別対談・永井良三×喜連川優)(データ連携と基盤整備が医療改革を促す/ 医療改革に求められる「データによる医療システムの制御」 ほか)
【著者紹介】
佐藤真一 : 国立情報学研究所医療ビッグデータ研究センターセンター長。国立情報学研究所教授。工学博士(東京大学)
村尾晃平 : 国立情報学研究所医療ビッグデータ研究センター特任准教授。博士(工学)(東北大学)
二宮洋一郎 : 国立情報学研究所医療ビッグデータ研究センター特任研究員。歯科医師・発生生物学者。博士(学術)(東京医科歯科大学)
田井中麻都佳 : 編集・ライター。国立情報学研究所広報誌『NII Today』の編集デスクを務めるほか、書籍の企画・編集・執筆など幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
