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等身の棋士

北野新太

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909394019
ISBN 10 : 490939401X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

藤井聡太、加藤一二三、羽生善治―2017年、彼らがいた。極限の状況で「最善」だけを探る。高潔な棋士たちの群像を描く、傑作・将棋ノンフィクション!

目次 : 序 台風下の棋士/ 1 神域へ(前夜/ 十四歳の地図/ 夏、十四歳の声/ 藤井について語る時に羽生の語ること/ 藤井について語る時に渡辺の語ること/ 戻れない少年)/ 2 想いの航跡(名人の引退/ 対話篇/ 果/ 交錯する部屋/ 光のクリスマス)/ 3 途上の夢(過去との訣別/ 昇級を捧げる/ 繊細と無頼の間を/ 百折不撓 敗れざる者/ 光の対局室/ 落城してもなお)/ 4 戴冠の時(羽生の一分―鳴り響く歌/ 賢者、そして勇者がいた一日/ HANG TIME/ 甦る鼓動/ 戴冠者の投身)/ 終 路上の棋士

【著者紹介】
北野新太 : 1980年、石川県生まれ。学習院大学在学時に雑誌『SWITCH』で編集を学び、2002年に報知新聞社入社。以来、記者として編集局勤務。運動第一部読売巨人軍担当などを経て、文化社会部に在籍。2010年より主催棋戦の女流名人戦を担当。2014年、NHK将棋講座テキスト「第63回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝丸山忠久九段対三浦弘行九段『疾駆する馬』」で第26回将棋ペンクラブ大賞観戦記部門大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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藤井七段の記事がまとめて読めます。中村太...

投稿日:2018/05/23 (水)

藤井七段の記事がまとめて読めます。中村太地王座、行方八段、カロリーナ女流、様々な棋士のドラマ、棋士としての魅力にふれることのできるエッセイ集です。木村一基九段の章が一番好きです。

カリジェ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • akihiko810/アカウント移行中

    報知新聞記者による将棋界のコラム、観戦記。印象度B  藤井聡太、羽生、加藤一二三らの対局などの観戦記、将棋界のコラム。いささかエモーショナルな筆致で棋士の人生をあぶりだす。それが著者の個性なのだろうけど、若干鼻に突く感じもした。三浦ソフト疑惑事件のその後の記事も載ってて、「不幸な事件だったが、誰も悪意はなかった」とまとめている。そうなのだ。告発された三浦も、告発した側である渡辺も(悪人扱いされることが多いが)、悪意あったことではない。しいて言うなら、当時の連盟の無能さゆえの出来事なのだろう

  • るっぴ

    北野新太作品、初読み。棋士という二文字は「将棋を指す侍」とは、知らなかった。奨励会三段リーグを2位以内でプロ棋士になれる。そこには、26歳までの年齢制限もある。羽生、藤井共に凄さがわかる。

  • はじめさん

    報知新聞文化部記者である著者が見てきた、将棋棋士たちのエピソード集。今をときめく天才棋士・藤井聡太絡みが多かったけれど、彼に敗れて現役を退いた加藤一二三先生の姿、電王戦ファイナルでコンピュータを混乱させる一手は果たして最善手か否かの議論勃発の行方先生の様子など。そして短編アニメも公開された初の外国人女性棋士カロリーナが、まだ女流三級で正式な女流プロではなく、年齢制限ギリギリで迎えたクリスマスシーズンで何を思っていたのか。/ 私は駒というグラディウス持つ盤上の剣闘士たらん。敗者は血溜まり(タルタロス)に眠れ

  • 朗読者

    棋士たちの熱いノンフィクション。羽生先生、渡辺先生、ひふみん、豊ピーらお馴染みの棋士たちの熱い想い、熱い戦いに感動しました。途中、藤井聡太vs佐々木大地の初対決(新人王戦の準々決勝で大地先生勝利)と2戦目(叡王戦準決勝で聡太先生勝利)のエピソードが出てきて、昨日今日の王位戦第4局と偶然にぴったりタイミングが重なり、紙面と画面をシンクロした熱戦を楽しめました。

  • ポエムチックな文章がもう一つ好みでなかった。あと描かれてる藤井聡太像も自分にとっては既存のものと変わらずそこも残念。取材対象を広範に持ってるのは良かった。伊藤果先生は改名後のお名前だったのは知らなかった。三浦冤罪事件もっと書いてほしかったな期待してたのに

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