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新版 ハリウッド100年史講義 夢の工場から夢の王国へ 平凡社新書

北野圭介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582858495
ISBN 10 : 458285849X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan

Content Description

アメリカ映画一〇〇年の夢とはなにか。「つくる人・上映する人・観る人」というフォーカスから、ハリウッド誕生、その盛衰、そしてデジタル化と世界規模で進む大域化の渦中にある現在までを描く。最新映画学の成果をフルに取り込んだ決定版。ハリウッド映画は今後どこに向かうのか。まるごと一冊、画期的「ハリウッドの夢」講義。旧版に大幅加筆した新定番!

目次 : 序章 ハリウッド前史(映画の起源は面白いほどややこしい/ 映画とは何か―光学装置+上映文化/ 覗き箱から上映興行/ 映画を支えた都市の庶民/ 見世物としての映画、見世物を映す映画/ 「語る」映画へ/ 見世物と物語の間―エドウィン・ポーターの偉業/ 映画産業の変容/ エジソンvsニッケルオデオンの大立者たち)/ 1 夢の工場―物語装置としての映画(ハリウッド誕生/ 夢見るハリウッド/ 古典的ハリウッドの成熟/ 黄昏に輝くハリウッド)/ 2 ハリウッド再生―夢の王国へ(70年代以降―生産工場からエンターテインメント・ビジネスへ/ 世界が舞台、拡大するハリウッド映画―80年代から90年代まで/ デジタル技術の浸透と地球規模の大域化―流動化のなかのハリウッド)

【著者紹介】
北野圭介 : 1963年生まれ。ニューヨーク大学大学院映画研究科博士課程中途退学。新潟大学助教授を経て、立命館大学映像学部教授(映像理論)。2017年4月より、映像学部学部長。2012年3月〜13年3月、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かんがく

    主な作品とともに、その背景にある社会情勢、産業構造、制作技法などを語っていく形式で、観たことある名画たちがどのような位置づけにあるのかを理解することができた。また、新たに観たいと思う映画も増えた。

  • 2兵

    アメリカの発明王エジソンが生み出したキネトスコープを『覗く』という密やかな行為から始まった映画が、やがて見世物になり、製作・配給会社も誕生。気候的にロケ地に最適で、エジソンの影響も及ばないハリウッドに人が集まり、"夢の工場"となってゆく。次第に映画は見世物から物語を語る装置となり、エドウィン・ポーター、そしてグリフィスらの出現で、今日よく知られる映画の形が出来上がる。プロダクション・コードからレイティングシステム、垂直統合から水平統合へ。各時代を代表する監督と映画も紹介されているので、予習復習に最適な本。

  • 伊藤チコ@革命的cinema同盟

    ああ!!!こんな貴重な本なんで今まで読まなかったんだろう!!!とてもショックだ。うん、これ一冊でハリウッド況やアメリカ映画史の概要を、しかもかなり広範囲にカバーできる。映画が産業として成熟していく1900年から1930年代のめちゃくちゃ面白い時期がみっちり記していて、さらに価値観の大転換が行われた60年代と70年代、あとヘイズコードについてもネット以上に詳しい内容!!!これが新書なんて信じらんないよ!さらに現代ハリウッドが陥っている循環の予言めいたことも。すごい本だった。

  • 🐰

    科学の発達で神の地位が落ちて、神の代替として恋愛が神聖なものとして祭り上げられたのだ、とあった。恋愛至上主義な世の中生きづらいですね。

  • 千住林太郎

    ハリウッドの誕生から現代までの通史である。映像技術の進歩や、社会情勢の変化などハリウッドは様々な波にさらされながらも今日まで映画の都としての地位を保ってきた。本書で紹介される映画は、観たことない作品が数多くあり、改めて映画の奥深さに感じ入る。日本映画史110年とともに、映画史について知るには格好の本といえるだろう。

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