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ISBN 10 : 4830952105
Content Description
銀行に対する自己資本比率規制は、現代の銀行規制監督の中核をなすものである。自己資本比率規制が課されるようになったのは30〜40年前であり、銀行業の歴史からみればごく最近の出来事である。本書はバーゼル合意(いわゆるBIS規制)の成立にも大きな影響を与えたイギリスを事例として、銀行業の歴史における自己資本比率規制の意義を検証するものである。
目次 : 序章 本書の分析視角と問題意識/ 第1章 イギリスにおける銀行の発展と自己資本/ 第2章 イギリスにおける自己資本比率規制の導入/ 第3章 イギリスにおける自己資本比率規制と銀行業の展開/ 第4章 バーゼル1導入後の改訂の動きとイギリス銀行業/ 第5章 バーゼル3の導入とイギリスにおける銀行の対応/ 第6章 イギリスにおける自己資本比率規制と規制監督体制の展開/ 第7章 イギリスの自己資本比率規制における国債保有に対する自己資本賦課/ 第8章 イギリスにおける自己資本比率規制と国際銀行業務の展開/ 終章 本書のまとめと今後の課題
【著者紹介】
北野友士 : 大阪公立大学経営学研究科・商学部准教授。1974年生まれ。大阪府出身。1999年に神戸大学経営学部会計学科(夜間主コース)卒業。民間企業勤務を経て、2003年に大阪市立大学(現大阪公立大学)大学院経営学研究科前期博士課程入学、2008年に後期博士課程修了。博士(商学)。2008年4月よりノースアジア大学(旧秋田経済法科大学)経済学部専任講師、2011年4月より金沢星稜大学経済学部准教授、2017年4月より桃山学院大学経済学部准教授を経て、2020年4月より現職。2013年4月より「金融経済教育を推進する研究会」(日本証券業協会)研究委員、2018年4月より日本FP学会幹事を歴任。受賞歴:第6回「FP向上のための小論文コンクール」最優秀賞(2015年、日本FP協会)、「第15回金融教育に関する小論文・実践報告コンクール」奨励賞(2018年、金融広報中央委員会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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