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イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓2(仮)

北野佐久子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784576231426
ISBN 10 : 4576231421
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

幽霊館のビクトリア・スポンジ、名探偵がほおばる焼きリンゴ、庭師がささやくパイの噂、メイドが盛りつけるプディング…etc.食べ物が解く物語の謎。アガサ・クリスティー作品に登場するイギリスの食を解説。

目次 : 真夜中のココア『スタイルズ荘の怪事件』/ スコーンとゆで卵のランチ『三幕の殺人』/ 英国のビールはぬるい『五匹の子豚』/ 百年愛されるバースバン『第三の女』/ クリームと草イチゴ『白昼の悪魔』/ なつかしいロックバンズ『メソポタミヤの殺人』/ 死を告げるゼラニウム「青いゼラニウム」/ 二本のスプーンとビスケット『雲をつかむ死』/ コーヒーケーキのレシピ『シタフォードの秘密』/ 骨董道具“シュガー・カッター”『マギンティ夫人は死んだ』/ 青空レストランの食事『終わりなき夜に生まれつく』/ 栗のお菓子とプラムケーキ『蒼ざめた馬』/ ソーホーとババ・オ・ラム『エッジウェア卿の死』/ カボチャと焼きリンゴ『ヘラクレスの冒険』/ グーズベリーパイ『もの言えぬ証人』/ イギリスのキッチンリネン「教会で死んだ男」/ ふさわしい服装『書斎の死体』/ ヨモギギクのお茶「死のひそむ家」/ ピンク・ジンとねずの木「砂にかかれた三角形」/ 塩漬け豚とほうれん草「奇妙な冗談」〔ほか〕

【著者紹介】
北野佐久子 : 東京都出身。立教大学英米文学科卒。児童文学を立教大学名誉教授・吉田新一氏に師事。今田美奈子お菓子教室製菓コース師範資格。日本人初の英国ハーブソサエティーの会員となり、研究のために渡英。結婚後は、4年間を英国・ウィンブルドンで暮らす。児童文学、ハーブ、お菓子を中心に執筆、講座を行うなど、イギリス文化を紹介している。NHK文化センターの講座を長年数多く担当。英国ハーブソサエティー終身会員。ビアトリクス・ポターソサエティー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    写真より文多め。意外に読んでないクリスティー。 スコーンは割と新しくてホームズ物には出てこないのも納得

  • アキ

    クリスティーのミステリーは数冊しか読んだことがないが、最近の映画化された作品などを含めて、観光ミステリーとも言えるものが多いと感じる。クリスティーが作品のプロットをバスタブにつかりながら、リンゴをかじりながら考えるとインタビューで答えていた。先日ロンドンの駅のスーパーで買ったリンゴはポケットに入るくらいの丸かじりしやすいサイズで重宝した。あれはコックス・オレンジ・ピピンだったのだろうか。薬剤師の資格を持っていたクリスティー作品にハーブや食品が多く出てくるのは、事件の鍵として発想の拠り所にしていたのかな。

  • たまきら

    イギリスの素朴な料理と文学作品をリンクさせ、さらに旅行気分も楽しめる本です。は〜オールカラーで読みた~い。大好きな「秘密機関」ではポークパイが紹介されており、ちょっとほっこり。戦後の貧しいイギリスが、お金のない二人の食から伝わってきたのよね〜。逆にイギリス人ではないポワロさんの食から受ける印象も面白かったな〜。この一冊で旅気分!クリスティー既読の人はより楽しめると思います。

  • yumiha

    副題「アガサ・クリスティーの食卓」の通り、魅力的な料理の出てくるクリスティー作品の場面を紹介してから、その料理や食材などについての歴史や風土が語られる。例えば『マギンティ夫人は死んだ』では、無知なる私、砂糖の塊を砕くのだから棍棒状の道具だろうと想像していたシュガー・カッターの写真は、むしろハサミのようなニッパーのような形状でござった。他にもプラムケーキのプラムはドライフルーツの総称だとか、ポアロが育てるペポカボチャは、カボチャよりもズッキーニぽいとか、ヨークシャープディングも、プリンとは全く違っていた💦

  • ちえり

    “アガサ・クリスティーの食卓”第2弾。ということで前作に引き続きアガサ・クリスティのミステリーに登場するお菓子の紹介です。こんなふうにアンティークな食器で優雅にお茶の時間を楽しみたいって理想はありますが、まったく我が家には似合わないや…😭オシャレなテーブルクロスやランチョンマットを色々集めた時期もありましたが、ミニマリストの沼にはまって殆ど処分してしまいました。スッキリはしましたがなんか味気ないというか、こんなふうなアンティークが似合う素敵なお家はやっぱり憧れますね。

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