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ちあき電脳探偵社

北森鴻

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569675961
ISBN 10 : 4569675964
Format
Books
Release Date
February/2011
Japan

Content Description

桜町小学校に転校してきた鷹坂ちあきは、サラサラ髪にえくぼがかわいい女の子。でも、不思議な事件に遭遇すると大変身!鋭い推理力とアクティブさで謎に挑んでいく。学校の前の桜の花が一夜にして消えた謎に迫る「桜並木とUFO事件」。あかずの創庫に出没する幽霊の正体を暴く「幽霊教室の怪人事件」ほか、ミステリーの名手が贈る、謎解きの魅力に満ちた連作推理短編集。

【著者紹介】
北森鴻 : 1961年、山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。編集プロダクション勤務、フリーライターを経て、95年、『狂乱廿四孝』で第六回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。99年、『花の下にて春死なむ』で第五二回日本推理作家協会賞を受賞。骨董や民俗学、料理や酒、明治初期の歴史など、広範な知識を生かし、端正な文章で綴られたミステリーで人気を博す。2010年1月25日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 眠たい治療家

    北森鴻氏の『小学三年生』に掲載されていた児童向け探偵小説。スーパーコンピューターのバーチャルシステムを駆使して様々な謎を解き明かす電脳探偵・ちあき。ワトソン役の同級生のコウスケと共に、奇怪な事件に遭遇し、そして解決していく。事件の謎は暗号や宝の地図、科学の実験や古典ミステリの論理までしっかり使われていて、小学三年生には難問なのかも。大人にはミステリの謎の部分では物足りないが、キャラクター達もコメディテイストに溢れ、同じ目線で童心に帰ってワクワク楽しめる。ホント、子供の頃読んだらもっと面白かっただろうなぁ。

  • 財布にジャック

    本来なら子供向きで楽しいお話なので明るい気分で感想を書きたかったのですが、この作品が北森さんの初期の主な収入源だったことを後書きで知り、この作品あっての北森さんなんだなぁと、なんだかしみじみとしてしまいました。そして、こうして新たに北森さんの書いた本を手にすることの出来る喜びを読み終わった今、じっくりと噛み締めています。子供向きの作品も丁寧に書かれていて、プロだったんだなぁと、惜しい作家さんを亡くしたんだなぁと又泣きそうになりました。

  • 佐島楓

    予備知識なく開いてみたら、児童向けの内容でびっくり。連載当時の小学三年生が羨ましい……! 主人公の小学生たちより、周りの大人のほうが子どもっぽく見えてしまうのは、なんでなんでしょ。

  • takaC

    全然違うけど「めい探偵・荒馬宗介」を彷彿とさせる短編集だった。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

    身近に起こった事件を美少女探偵ちあきとコウスケのコンビが鮮やかに解決!「小学三年生」の1996年4月〜1997年3月号に連載された「ちあき電脳探てい社」を一冊にまとめたもの。全6話。子供向けに書かれていたこともあって、私の知る北森さんの小説とは随分タッチが違いました。どの話も短くサクサクと読めるのですが、事件を解くカギとなるのが暗号の初歩的なものから科学の実験で行うようなものまで幅広く、「小学三年生」という本に掲載されるのが相応しいなと思いました。亡くなられたのが本当に惜しまれます。★★★★

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