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人間とマンボウ 新版 中公文庫

Morio Kita

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122071971
ISBN 10 : 4122071976
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

川端康成、三島由紀夫ら若き日に仰ぎ見た先輩や、吉行淳之介、辻邦夫、遠藤周作ら親しい作家たちとのエピソード。思春期に読みふけった芥川龍之介、トーマス・マンの思い出。そして偉大な父・斎藤茂吉の横顔。北文学の原点となる作家や人物との交流をユーモラスに綴る。 

目次 : 表面的な思い出など―三島由紀夫氏/ 同人誌時代の追憶―保高徳蔵氏/ 甲斐ない推察―川端康成氏/ 鬼座長について―遠藤周作氏/ 車―遠藤周作氏/ 狐狸庵先生にはかなわぬこと―遠藤周作氏/ 神さまの舌―遠藤周作氏/ 夢のようなへんな話―獅子文六氏/ 非地球的人間―埴谷雄高氏/ ヨガ式・阪神を優勝させる法/ 麻布中学のことなど―吉行淳之介氏/ 端正さと…―辻邦生氏/ 貪欲なる偉才―手治虫氏/ どうも、どうも―手治虫氏/ 先んずれば―矢代静一氏/ ムツゴロウ氏の本―畑正憲氏/ 若い日の羞恥―八千草薫さん/ 前畑がんばれ/ ガロイ氏との一夜など/ メルバーンの手紙/ 芥川龍之介と私・歯車/ 好きな箴言/ 『魔の山』の思い出/ 長篇の愉しみ/ ヘミングウェイの自殺/ 馬鹿について/ 晩年の父/ 山荘の父/ 茂吉とその悪妻/ 茂吉と食物/ 茂吉断片/ 父の癖など/ 茂吉と光太郎/ 阿川弘之文学紀行/ 三浦朱門文学紀行/ 夏目漱石文学紀行

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • クプクプ

    私は北杜夫の作品は、かなり読んだつもりでしたが、この本を読んで、様々な気づきがありました。ムツゴロウこと畑正憲氏のページには、自然と生きものを愛するムツゴロウさんだったが、文章も抜群に上手かったと書かれていて、その時代が懐かしかったです。北杜夫は芥川龍之介にも興味を持っていて、精神科医の立場から、もっと長生きしてほしかったと言っていました。一番、面白かったのは、夏目漱石文学紀行で、北杜夫が松山と草枕の舞台の熊本を訪れ、その旅についてボリュームのある文章を書き、読み応えがあり、さすが紀行文の名手と感じました

  • 佐島楓

    主に吉行淳之介氏とのエピソードが読みたくて入手したのだが、三島由紀夫・川端康成両氏などとの交流も書かれ、面白く読んだ。真面目な顔つきでこちらが噴き出してしまいそうなことをお書きになったかと思えば、硬い文学論をきっちりとぶつあたりが変幻自在ですごいかただったんだなと改めて感じた。

  • maghrib

    古本本。マンボウシリーズに出てくる交遊関係や父(斎藤茂吉)が主だがもう少し掘り下げて書いているので懐かしく読めた。ただそれ以外に、三島由紀夫、川端康成、芥川龍之介といった作家の自殺への言及が多いように思えた。

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