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ISBN 10 : 4120054624
Content Description
我が国の情報機関や安全保障機構が抱える弱点と課題とは何か。警察官僚から官邸官僚へ。内閣情報官を経て、安倍晋三総理肝いりで創設した国家安全保障局(NSS)のトップを務め、9年半もの長きにわたり歴代政権の官邸舞台回しを担った著者が、我が国のインテリジェンスが抱える課題を多角的視点から論ずる。緊張が高まる米中対立の狭間で我が国が生き残る鍵、そして、経済安全保障の要諦は何か。それは正鵠を射たインテリジェンスに他ならない。
目次 : 1章 情報と国家(ポスト・コロナのインテリジェンスの在り方/ 経済安全保障の視座 ほか)/ 2章 我が国の情報機関の歴史的考察(最近の「情報機関」をめぐる議論の動向について/ 外事警察史素描)/ 3章 フランスの情報機構(フランス国家警察情報部門(RG)/ フランスにおけるカルト教団問題の概要 ほか)/ 4章 警察組織の変遷(中央省庁等改革と警察組織/ 警察法における「管理」の概念に関する覚書 ほか)/ 5章 情報と行政(いわゆる犯行再現ビデオについて/ 犯行再現ビデオ補論―判例評釈「いわゆる犯行再現ビデオ」(東京高裁昭和六二年五月一九日判決) ほか)
【著者紹介】
北村滋 : 1956年12月27日生まれ。東京都出身。私立開成高校、東京大学法学部を経て、1980年4月警察庁に入庁。1983年6月フランス国立行政学院(ENA)に留学。1989年3月警視庁本富士警察署長、1992年2月在フランス大使館一等書記官、1997年7月長官官房総務課企画官、2002年8月徳島県警察本部長、2004年4月警備局警備課長、2004年8月警備局外事情報部外事課長、2006年9月内閣総理大臣秘書官(第1次安倍内閣)、2009年4月兵庫県警察本部長、2010年4月警備局外事情報部長、2011年10月長官官房総括審議官。2011年12月野田内閣で内閣情報官に就任。第2次・第3次・第4次安倍内閣で留任。特定秘密保護法の策定・施行。内閣情報官としての在任期間は7年8ヶ月で歴代最長。2019年9月第4次安倍内閣の改造に合わせて国家安全保障局長・内閣特別顧問に就任。同局経済班を発足させ、経済安全保障政策を推進。2020年9月菅内閣において留任。2020年12月米国政府から、国防総省特別功労章(Department of Defense Medal for Distinguished Public Service)を受章。2021年7月退官。現在、北村エコノミックセキュリティ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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乱読家 護る会支持!
読了日:2021/12/09
Tomonori Yonezawa
読了日:2021/11/24
Ted
読了日:2021/11/14
読了日:2023/04/28
Kolon
読了日:2022/02/26
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