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プロの常識 ピアノを教えるための全10章

北村智恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784276148109
ISBN 10 : 4276148103
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

プロフェッショナルなピアノ指導というのは、奥が深く、多くの能力を必要とします。この本は、ピアノを教え始めて半世紀、大学で二十余年間「ピアノ教授法」の講義も担当した著者が、ピアノ指導のプロとして「音楽教育」の一翼を担う人たちのために、これまで積み重ねてきた知識や経験を惜しみなく盛り込んだ1冊です。指導課程における一般的な課題ごとにひとつの章を設け、それぞれ「大切なこと、再確認しておきたいこと」「子どもにもわかりやすい説明例」「あいまいになりがち、あるいは説明し忘れがちなこと」などを中心に構成してあります。さらに各課程で使われる可能性の高い音楽用語を、「指導の言葉チェック」としてまとめました。
一読した後も、折にふれ、必要なときに必要なページを開いてくり返し読むことで理解を深めていく――そんな使い方を想定して編まれた「ピアノ指導者のための教科書」です。

第1章 新しい生徒を迎える前に
第2章 メソードに入る前に
第3章 エチュードに入る前に
第4章 ハノンに入る前に
第5章 初めてのペダル指導をする前に
第6章 キャラクターピースと舞曲を指導する前に
第7章 ポリフォニー(バロック作品など)導入の前に
第8章 初めての連弾指導の前に
第9章 ソナチネに入る前に
第10章 日々のレッスン その前に

【著者紹介】
北村智恵 : 音楽教育家。主な仕事は、ピアノ指導、楽譜の監修・校訂、作・編曲等。CDの楽曲解説やコンサートのプログラムノート、新聞、音楽雑誌への執筆も三十数年におよぶ。相愛大学にて「ピアノ教授法」「音楽学演習」を担当し、二十余年間、後進の指導にあたる。また長年、全国各地でピアノ指導者のための講座・公開レッスンの講師を務め現在に至る。日本ピアノ教育連盟会員、日本ショパン協会関西支部理事。著書多数。とりわけ『ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本』(パナムジカ)は、イギリスの原作絵本の各場面をピアノ導入本として作曲・構成した、世界初の“表現から入るピアノ・メソード”として、その教程も専門家の間で高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スリカータ

    ピアノ教師50年のベテラン著者の本。非常に細かく解説している。演奏技術と人に教える技術は別なのだ。自分が分かっていることやできる事を当然と思わず、分かりやすく相手に伝える工夫が沢山の事例として挙げてある。時間を置いて再読したい本。

  • AKO

    とても充実した内容の本だった。生徒1人を育て上げるまでに通る道が網羅されていた。習い始めから、エチュード、ハノン、ペダル、ポリフォニー、ソナチネ、連弾など。それぞれの段階でおさえたおきたいことが色々。加えて、辞典的なところもあって、自分の再確認にもなったし、それを生徒に伝える時の言葉の使い方もあって。大学図書館で借りた本だったけど、手元にあるといい指導書の1冊だと思う。これからピアノの先生になる人にもいいと思うし、私のように数年経験を積んだ上で読むのも実感として納得できた。まだまだこれからだけど。

  • りり

    細かくいろいろな事が書いてあり、とてもとても参考になった。 50年という年月をピアノ講師という立場でたくさんの生徒さんたちと接して来られたんだなあと。

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