日本古代君主制成立史の研究

目次 : 第１部　日本古代の陵墓と王権―古墳から陵墓へ（大化薄葬令の研究―大化の葬制から律令葬制へ/ 律令国家陵墓制度の基礎的研究―「延喜諸陵寮式」の分析からみた/ 陵墓治定信憑性の判断基準　ほか）/ 第２部　日本古代の君主権の構造と記紀神話（天皇号の成立とその重層構造―アマキミ・天皇・スメラミコト/ 古事記神話の構成原理と世界観―神々の「成」「生」「所成」と“歴史の起源”の観念/ 敏達紀「善信尼」考―初期仏教と記紀神話　ほか）/ 第３部　日本古代君主権の成立過程（日本律令国家法意識の形成過程―君臣意識と習俗統制から/ 冠位十二階・小墾田宮・大兄制―大化前代の政権構造/ 国造制と大化改新―大化前代の支配構造　ほか）

【著者紹介】
北康宏 : １９６８年大阪府に生まれる。１９９２年同志社大学文学部文化学科卒業。１９９４年同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了。１９９７年同志社大学大学院文学研究科博士課程後期退学。１９９９年博士（文化史学）（同志社大学）。２００１年日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）。同志社大学・京都造形芸術大学・大阪成蹊大学・佛教大学・京都教育大学・京都精華大学・近畿大学等の非常勤講師を経て、２００５年同志社大学文学部専任講師。２００６年神戸大学文学部非常勤講師。２００９年同志社大学文学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）