Product Details
ISBN 10 : 4561961321
Content Description
流域には多様な利害関係者がさまざまな形でかかわっている。生活や生業に不可欠な水資源の保全と効率的な利用を図り、そのための政策や技術をどう導入するか、人類の英知が問われている。この複雑かつ重層的な問題解決のため、日中の専門家の議論をまとめた。
目次 : 第1部 水資源の利用と生態環境(中国の湖沼と統合的湖沼流域管理(ILBM)/ 生態補償の概念に関する考察―『生態補償条例』草案の関連定義の立法解釈に基づいて/ 中国における水管理のガバナンス―水利権取引の導入をめぐって/ 中国西北部乾燥地域における農業用水の再分配問題―水利権調整問題をめぐる法政策学的実証研究)/ 第2部 管理体制と制度の確立(中国の流域水資源管理体制改革について/ 『湖北省湖泊保護条例』の立法構造―水利権調整をめぐる法政策学的実証研究/ 梁子湖の生態環境保護と修復対策に関する考察)/ 第3部 水利権と水をめぐる紛争(日本の河川法の現状と民事法的課題/ 中国における水環境公益訴訟/ 水紛争の調停と調和のとれた社会の建設)/ 第4部 利害関係者の参加と役割(中国の流域環境ガバナンスに関する一考察―公衆参加の視座から/ 水環境保全へ向けた産業構造と体系の改革/ 「撤郷変村」行政改革後の元郷集鎮の環境問題/ 流域環境ガバナンスと日中の学術交流/ 流域環境ガバナンスに関する日中共同セミナー)
【著者紹介】
北川秀樹 : 1979年京都大学法学部卒業、京都府庁勤務の後、1996年大阪大学大学院国際公共政策研究科修了。龍谷大学法学部教授を経て、同大学政策学部教授
窪田順平 : 1987年京都大学大学院農学研究科修了。京都大学農学部附属演習林助手、東京農工大学農学部助教授等を経て、総合地球環境学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
