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絵を描く子供たち メキシコの思い出

北川民次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004140696
ISBN 10 : 4004140692
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1989
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Anna Shibata

    まるで上等な私小説のような本だった。本職の作家さんではないので、ところどころ、ん?となる部分もあるのだけれど、全体に力があるので読めてしまう。子どもが自ら成長しようとする力(著者は"自由を希求する力"と表現)を信じて、大人は、余計な手出しや矯正をしたり、先回りして答えを与えてしまったりしないほうが、子どもは真っ直ぐ育つ。といった主旨が読み取れた。これには同感。この本は戦前のモノだけれど、現代でも、日本の教育は矯正の色が濃いし、そうでなければ甘やかし過ぎで、「子どもに任せる」という部分が少ないと感じる。

  • sk

    自由な創造力

  • 8

    メキシコ時代の児童絵画教育の回想。画家なのに自分の絵の話はほとんどないのが特徴的で、筆致も視点もまさに教育者である。世田美で絵画展を見てきた後だけに、あれだけ“自分の絵”がある筆者の絵画教育に、“自分の絵”が出てこないことに驚愕。 フロイトを読み込んだヒトが考える、児童が絵画で表現する深層心理と、その発露としての児童絵画。小学校の美術の授業っていうのは、こうあるべきだったんじゃないかと思ったけど、汲み取れる教師がいなさそう。

  • オオタコウイチロウ

    おもしろかった。百年前の話である。究極のところ、絵画=非概念、文字=概念である。前者の特質に根差した、教育の二面性のうちの一側面をうまく活用、あるいは見出した過程のルポルタージュ。

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