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ちょっと今から仕事やめてくる メディアワークス文庫

北川恵海

User Review :4.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048692717
ISBN 10 : 4048692712
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan

Content Description

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。

【著者紹介】
北川恵海 : 大阪府吹田市出身。第21回電撃文庫小説大賞“メディアワークス文庫賞”を『ちよっと今から仕事やめてくる』で受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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書店で平積みになっていて、タイトルにドキ...

投稿日:2021/04/25 (日)

書店で平積みになっていて、タイトルにドキッとして手に取った一冊。特に20代前半の仕事し始めの人には考えさせられるワードが散りばめられているように思います。

luna さん | 不明 | 不明

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「ちょっと今から仕事やめてくる」という軽...

投稿日:2021/04/12 (月)

「ちょっと今から仕事やめてくる」という軽々しさがすごく良いなと思った。ちょっとコーヒー買ってくるわ、くらいの言い方で言ってしまうところが。ほんとにそれくらいの気持ちで仕事とつきあえたらいいなと思う。いくら仕事は大事とはいえ、二度と戻らない貴重な自分の時間を対価に働いている意識を持たないと、と思った。

ももも さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    主人公も若(青)ければ、プロットも若(青)い、と思いました。しかしこの若(青)さこそが本書のダイナモであり且つ良さではないかと思いました。上からモノ言ってすみません。

  • れみ

    仕事で心身ともに疲れた主人公が線路に飛び込みそうになったとき現れた「ヤマモト」という自称同級生の男。ヤマモトと出会って隆の変化していく様子、山本が本当は何者なのか…、色々が気になってどんどん読めた。隆の前では陽気に振る舞うヤマモトの過去の出来事を思うとやるせない。本当に本当に辛かったら、死ぬよりは逃げる方がずっといい。そんなことを考えさせられた。

  • zero1

    人生は誰のためにある?評判になる作品には理由がある。隆は新卒でブラックな印刷会社の営業。疲弊していた。ホームから落ちるところをヤマモトに救われ飲みに行く。同じ小学校にいたという彼だが、隆には記憶がない。幽霊?正体は後半明かされる。読んでいて思い出したのが電通の過労自殺事件。寮から飛び降りて亡くなった東大出の女子社員が本書を読んでいたら、死は避けられた。今、学校や仕事で追いつめられている人に推薦したい。すぐに読め、あなたを死から救うかもしれない。誰もがヤマモトになれる。視点を変えれば悲劇は防げる!

  • morinokazedayori

    ★★★★★深いテーマが軽妙な語り口で展開されていて、時間を忘れてあっという間に読んだ。誰もに自分にとっての「ヤマモト」がいる世の中ならよいのに。まずは自分が身近な人の「ヤマモト」になれるよう、心がけようと思った。

  • Tanaka

    2日で読了。こんな感じの人たちって今後どんどん増えていくんだろうな〜…と思う。そういう時にヤマモトみたいな人がたくさんいればより良い社会になるだろうね

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